不安感が強くなる主な原因
不安を感じる原因は一つとは限りません。
仕事や人間関係によるストレス
仕事のプレッシャーや職場の人間関係、将来への不安など、精神的なストレスが続くと、気持ちを休める時間が少なくなることがあります。
仕事が終わっても頭の中で仕事のことを考えてしまう、休日になっても気持ちが切り替わらないという方もいます。
このような状態が続くと、身体も緊張した状態から切り替わりにくくなり、不眠や肩こり、疲労感などにつながることがあります。
睡眠不足
睡眠は心身の回復にとって重要です。
睡眠時間が不足している、寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚めるなどの状態が続くと、日中の疲労感や集中力の低下を感じることがあります。
さらに「今日も眠れなかったらどうしよう」と睡眠そのものが不安の原因になることもあります。
生活リズムの乱れ
夜更かしが続く、食事の時間が不規則、運動不足など、生活習慣の乱れも心身のコンディションに影響します。
特に仕事が忙しい方は、自分では気づかないうちに休息が不足していることがあります。
環境の変化
転職、引っ越し、結婚、出産など、生活環境が大きく変化したときも不安を感じやすくなります。
良い変化であっても、環境が変わること自体が身体や心にとって負担になる場合があります。
身体の疲労
精神的なストレスだけでなく、長時間のデスクワーク、睡眠不足、運動不足などによる身体的な疲労も、心身の不調につながることがあります。
「最近ずっと疲れている」「身体が重い」という状態では、気持ちも前向きになりにくいと感じる方もいます。

不安感と自律神経の関係
不安感を考えるうえで、自律神経も重要な要素の一つです。
自律神経は、心拍、血圧、呼吸、消化など、私たちが意識せずに行っている身体の機能を調節しています。
交感神経と副交感神経が状況に応じて働くことで、活動するときと休むときの切り替えが行われています。
強いストレスや緊張が続くと、この切り替えがうまくいかないように感じることがあります。
例えば、
「仕事中ずっと緊張している」
「帰宅しても頭が仕事モードのまま」
「疲れているのに眠れない」
「休んでいるはずなのに身体の力が抜けない」
といった状態です。
ただし、不安感があるから必ず「自律神経が乱れている」というわけではありません。
不安の原因には心理的・身体的・環境的なさまざまな要素が関係するため、生活状況や身体の状態を含めて考えることが大切です。
東洋医学では不安感をどのように考える?
東洋医学では、心と身体を別々に考えるのではなく、全身の状態が互いに影響すると考えます。
不安感やイライラ、落ち着かない、眠りにくいなどの症状がある場合には、「気・血・津液」の状態や、五臓六腑のバランスなどを確認します。
例えば「気」は、身体を動かすためのエネルギーのようなものとして考えられています。
ストレスなどによって気の巡りが滞る「気滞」という状態では、イライラ、胸や脇の張り、ため息が多いなどの症状が現れると考えます。
一方で、疲労や睡眠不足などが続いている場合には、身体を養う「血」や「気」が不足している状態を考慮することもあります。
また、東洋医学では「心(しん)」は精神活動とも関係が深いとされており、不安感や不眠などがある場合には「心」の状態を考えることもあります。
同じ「不安」という悩みでも、身体の状態によって考え方や施術するツボは変わります。
そのため、鍼灸では「不安だからこのツボ」という単純な施術ではなく、その人の全身状態を確認して施術方針を決めていきます。

不安感に対して鍼灸ではどのようにアプローチする?
鍼灸では、不安そのものを直接取り除くことを目的とするのではなく、不安に伴って現れている身体の緊張や睡眠の悩み、首肩のこりなどに対してアプローチします。
首や肩の緊張にアプローチ
不安や緊張が強い方では、無意識に肩をすくめたり、歯を食いしばったりすることがあります。
首や肩、背中などの状態を確認し、必要に応じて緊張している部位に鍼やお灸を行います。
呼吸のしやすさを考える
緊張していると、呼吸が浅く感じることがあります。
胸郭や首、肩周辺の筋肉の状態を確認し、呼吸に関係する身体の緊張にも目を向けます。
睡眠の状態を確認する
不安感と睡眠の悩みが一緒にある場合には、「眠れない」という結果だけではなく、寝つき、途中で目が覚める回数、起床時の疲労感などを確認します。
全身の状態を見る
鍼灸では症状が出ている場所だけを見るとは限りません。
不安感があっても、首肩のこり、胃腸の不調、冷え、疲労感など、身体全体にさまざまな変化が現れていることがあります。
そのため、現在の症状だけでなく、睡眠、食事、仕事、生活リズムなども含めて施術方針を考えます。

高田馬場はりきゅう院の不安感への鍼灸施術
新宿区・高田馬場の高田馬場はりきゅう院では、不安感だけを切り取って施術するのではなく、現在の身体の状態を確認しながら施術を行っています。
まず問診で、
「いつ頃から不安を感じるようになったのか」
「どのような場面で強くなるのか」
「睡眠は取れているか」
「肩こりや頭痛などはあるか」
「胃腸の調子はどうか」
などを確認します。
さらに身体の状態を確認し、必要に応じて自律神経測定器を使用します。
測定結果だけで身体の状態を判断するのではなく、問診や身体の状態と合わせて施術方針を考えます。
当院では、α式自律神経調整鍼灸をはじめ、鍼やお灸、必要に応じて電気鍼などを組み合わせながら、一人ひとりの状態に合わせた施術を行います。
「不安感があるから頭に鍼をする」というように決まった方法ではなく、その方に必要な部位や刺激量を考慮して施術することを大切にしています。

不安感があるときに自宅でできること
鍼灸を受けることに加えて、日常生活の中で身体と気持ちを休ませる時間をつくることも大切です。
深呼吸を意識する
不安や緊張を感じたときには、呼吸が浅くなっていることがあります。
無理に大きく吸おうとせず、ゆっくり息を吐くことを意識してみましょう。
就寝前は刺激を減らす
寝る直前まで仕事のメールやSNSを確認していると、頭が休まりにくいことがあります。
就寝前は照明を落とし、スマートフォンから離れる時間をつくることもおすすめです。
軽く身体を動かす
ウォーキングやストレッチなど、無理なく続けられる運動を取り入れましょう。
身体を動かすことは、気分転換のきっかけにもなります。
「考えないようにする」と頑張りすぎない
不安なことを無理に考えないようにすると、かえってそのことが頭から離れなくなる場合があります。
不安を感じている自分を否定するのではなく、「今、不安を感じている」と気づくだけでも構いません。
不安感が強い場合は医療機関への相談も大切です
不安感があるからといって、すべてを鍼灸で対応できるわけではありません。
不安が強く、仕事や学校、家事などの日常生活に大きな支障が出ている場合や、長期間症状が続いている場合には、医療機関や専門家への相談をおすすめします。
特に、
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強い不安や恐怖が続いている
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パニックのような症状を繰り返す
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眠れない状態が長く続いている
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食事が取れない
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日常生活が難しくなっている
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自分を傷つけたい気持ちがある
などの場合は、早めに医療機関や専門機関へ相談してください。
動悸や胸の痛み、息苦しさなど身体症状が強い場合も、「ストレスだから」と自己判断せず、必要に応じて医療機関で原因を確認することが大切です。
鍼灸は医療機関での診断や治療の代わりになるものではなく、必要に応じて医療機関と併用しながら身体のケアとして取り入れることができます。

不安感と鍼灸についてよくある質問
Q. 不安感だけでも鍼灸を受けられますか?
はい。
ただし、鍼灸では不安という感情そのものを治療するのではなく、不安に伴う身体の緊張や睡眠の悩み、肩こり、疲労感などの状態を確認しながら施術します。
Q. 不安感があるときはどこに鍼をしますか?
決まった場所だけに鍼をするわけではありません。
首や肩、背中、手足など、身体の状態を確認したうえで必要な部位を選びます。
東洋医学的な身体の状態も考慮し、使用するツボを判断します。
Q. 不安で眠れない場合も鍼灸を受けられますか?
不安と睡眠の悩みが一緒にある方も施術対象になります。
ただし、不眠にはさまざまな原因があります。症状が長期間続いている場合や日常生活に大きな支障がある場合は、医療機関への相談も大切です。
Q. 鍼は痛くありませんか?
使用する鍼は非常に細く、できるだけ痛みを感じにくいように配慮しています。
初めて鍼灸を受ける方や刺激に不安がある方には、刺激量にも配慮しながら施術します。
Q. 何回くらい受ければいいですか?
必要な回数や頻度は、症状の程度や生活環境、身体の状態によって異なります。
まずは現在の状態を確認し、その方に合わせて施術計画を考えていきます。
まとめ|高田馬場で不安感にお悩みの方へ
不安は誰にでも起こる自然な感情ですが、強い不安が続くと、睡眠や食欲、筋肉の緊張、疲労感など、身体にもさまざまな変化を感じることがあります。
不安感の背景には、仕事や人間関係などのストレスだけでなく、睡眠不足、生活リズム、身体の疲労など、複数の要因が関係している場合があります。
鍼灸では、不安感そのものだけを見るのではなく、睡眠、首肩の緊張、胃腸の状態、疲労感など、身体全体の状態を確認しながら施術を行います。
新宿区・高田馬場で不安感や、それに伴う不眠、首肩の緊張、疲労感などでお悩みの方は、高田馬場はりきゅう院へご相談ください。
問診や身体の状態確認、自律神経測定器などを活用しながら、一人ひとりの状態に合わせた鍼灸施術をご提案します。