頭重感の原因とは?頭が重い・ぼーっとする症状と鍼灸|高田馬場はりきゅう院

 

 

 

頭重感とは、頭が重くてスッキリしない、何となく頭がぼーっとする、仕事や勉強に集中できないといった感覚を指します。

このような症状に悩まされている方は少なくありません。

 

頭痛のように強い痛みはないものの、常に頭が重い、考えがまとまらない、集中力が低下するといった状態は、仕事や家事、日常生活にも大きな影響を与えます。

「病院で検査を受けても異常がなかった」「疲れやストレスと言われただけ」という方も多くいらっしゃいます。

今回は、頭が重い・ぼーっとする症状の原因や、東洋医学・鍼灸からの考え方について詳しく解説します。

 

 

 


 

 

 

頭重感「頭が重い」「ぼーっとする」とはどのような症状?

 

頭重感(頭が重い・ぼーっとするという)症状は、頭痛とは少し異なります。

ズキズキとした強い痛みではなく、

 

  • 頭全体に重りが乗っているような感覚

  • 頭が締め付けられるような感覚

  • 集中力が続かない

  • 考えがまとまらない

  • 眠気が続いているような感覚

  • 目の奥が重い

  • 仕事や勉強の効率が落ちる

 

など、人によって感じ方はさまざまです。

首や肩のこり、眼精疲労、疲れやすさ、不眠、めまいなどを伴うことも少なくありません。

 

 

 

 

原因① 自律神経の乱れ

 

近年、最も多くみられる原因の一つが自律神経の乱れです。

自律神経は、呼吸・血圧・体温・内臓の働きなどを24時間調整している神経です。

活動時には交感神経が優位になり、休息時には副交感神経が優位になります。

 

しかし、

 

  • ストレス

  • 睡眠不足

  • 長時間のデスクワーク

  • スマートフォンの使い過ぎ

  • 不規則な生活

 

などが続くと、この切り替えがうまくいかなくなります。

交感神経が優位な状態が続くことで筋肉は緊張し、血流が低下し、頭が重い・ぼーっとするといった症状につながることがあります。

 

 

 

原因② 首・肩の筋肉の緊張

 

頭を支えているのは首や肩の筋肉です。

頭の重さは約4〜6kgあるといわれています。

デスクワークやスマートフォンを見る姿勢では頭が前へ出るため、首の筋肉には通常以上の負担がかかります。

 

特に硬くなりやすい筋肉は、

 

  • 僧帽筋

  • 肩甲挙筋

  • 後斜角筋

  • 胸鎖乳突筋

  • 後頭下筋群

 

です。

これらが硬くなると頭部への血流が低下し、

 

  • 頭重感

  • 締め付けられる感じ

  • ぼーっとする

  • 集中力の低下

 

などが起こりやすくなります。

 

 

 

原因③ 眼精疲労

 

パソコンやスマートフォンを長時間使用すると、目の周囲の筋肉が疲労します。

さらに画面を見続けることでまばたきが減少し、目の乾燥やピント調節機能の低下が起こります。

 

その結果、

 

  • 目の奥の重さ

  • 頭が重い

  • 首こり

  • 肩こり

 

が現れ、頭がぼんやりした感覚につながることがあります。

 

 

 

原因④ 睡眠の質の低下

 

睡眠時間が十分でも、

 

  • 夜中に何度も目が覚める

  • 熟睡感がない

  • 朝起きても疲れが残る

 

という状態では、脳も身体も十分に回復できません。

脳の疲労が蓄積すると、日中に頭が働かず、「ぼーっとする」「考えがまとまらない」と感じることがあります。

 

 

 

原因⑤ ストレスと脳疲労

 

現代社会では情報量が非常に多く、脳は常に働き続けています。

仕事、人間関係、SNSなどによるストレスが続くと、脳は休む時間がなくなり、いわゆる「脳疲労」の状態になります。

 

脳疲労では、

 

  • 集中力の低下

  • 判断力の低下

  • 頭が重い

  • やる気が出ない

  • イライラ

 

などの症状が現れやすくなります。

 

 

 

 

頭重感、東洋医学ではどう考える?

東洋医学では、「頭が重い」「ぼーっとする」症状は一つの原因だけではなく、体全体のバランスの乱れとして考えます。

 

 

気虚(ききょ)

 

身体のエネルギー不足です。

疲れやすい、やる気が出ない、朝起きられないなどが特徴です。

 

 

気滞(きたい)

 

ストレスによって「気」の流れが滞っている状態です。

胸がつかえる、ため息が多い、イライラするなどの症状を伴います。

 

 

瘀血(おけつ)

 

血液の巡りが悪くなっている状態です。

首肩こり、頭重感、慢性的な頭痛などが起こりやすくなります。

 

 

痰湿(たんしつ)

 

余分な水分が体内に停滞している状態です。

身体が重い、頭が重い、むくみ、雨の日に悪化するなどが特徴です。

 

 

 

 

頭重感、鍼灸ではどのような施術を行うの?

 

鍼灸では、症状だけではなく、その原因となる身体のバランスを整えることを目的に施術を行います。

 

 

 

首・肩の緊張を緩める

 

硬くなった首や肩の筋肉を緩めることで、頭部への血流改善を目指します。

筋肉の緊張が軽減すると、頭の重さや目の疲れが和らぐ方も少なくありません。

 

 

自律神経を整える

 

鍼刺激は身体をリラックスしやすい状態へ導くと考えられています。

交感神経が過剰に働いている方では、副交感神経が働きやすくなり、

 

  • 睡眠の質

  • 疲労回復

  • ストレスの軽減

 

などが期待できます。

 

 

全身の血流を促進する

 

血流が改善することで、筋肉や脳へ酸素や栄養が届きやすくなります。

これにより、慢性的な頭重感や身体のだるさが軽減することがあります。

 

 

 

 

自宅でできる頭重感へのセルフケア

 

鍼灸だけでなく、日常生活の見直しも重要です。

 

 

首や肩のストレッチ

1時間に1回は肩を回したり、首を軽く動かしたりして筋肉をリラックスさせましょう。

 

 

目を休ませる

パソコン作業では、1時間ごとに5〜10分ほど画面から目を離し、遠くを見る習慣をつけると眼精疲労の予防につながります。

 

 

深呼吸をする

浅い呼吸は首の筋肉を緊張させます。ゆっくりと腹式呼吸を行うことで、自律神経が整いやすくなります。

 

 

湯船につかる

38〜40℃程度のお湯に10〜15分浸かることで、全身の血流が促され、筋肉の緊張も和らぎます。

 

 

睡眠環境を整える

寝る直前のスマートフォン使用を控え、規則正しい生活を心がけましょう。

 

 

 

 

病気が隠れていることもあります

 

頭が重い、ぼーっとする症状の多くは筋肉の緊張や自律神経の乱れが関係していますが、中には重大な病気が原因となることもあります。

次のような症状がある場合は、早めに医療機関を受診してください。

 

  • 突然経験したことのない激しい頭痛

  • 手足のしびれや麻痺

  • ろれつが回らない

  • 意識障害

  • 強いめまい

  • 高熱やけいれんを伴う

  • 急激な視力低下や物が二重に見える

 

これらは脳卒中や脳出血、髄膜炎などの可能性もあるため、速やかな受診が必要です。

 

 

 

 

まとめ

 

頭重感(頭が重い、ぼーっとする)といった症状は、睡眠不足や疲労だけでなく、自律神経の乱れ、首や肩の筋肉の緊張、眼精疲労、ストレス、血流の低下など、さまざまな要因が関係しています。

「検査では異常がないから仕方ない」と我慢してしまう方もいますが、その状態が続くことで、肩こりや頭痛、不眠、慢性的な疲労へとつながることもあります。

 

当院では、お身体全体の状態を確認しながら、一人ひとりに合わせた鍼灸施術を行っています。

首や肩の筋肉を緩めるだけでなく、自律神経のバランスを整え、身体が本来持っている回復力を引き出すことを大切にしています。

「頭が重くて毎日つらい」「ぼーっとして仕事に集中できない」「病院では異常がないと言われたけれど改善しない」という方は、一人で悩まずお気軽にご相談ください。症状の原因を一緒に探し、快適な毎日を送れるようサポートいたします。

 

 

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