お知らせ & コラム NEWS / COLUMN
食いしばり、嚙みしめでお悩みの方へ|高田馬場はりきゅう院
「朝起きると顎がだるい」「歯科で歯のすり減りを指摘された」「頭痛や肩こりがなかなか改善しない」
――このようなお悩みはありませんか?
食いしばりとは、上下の歯を必要以上に強く噛みしめてしまう状態を指します。
睡眠中に起こることが多いですが、実は日中でも仕事や家事、運転、パソコン作業などに集中しているときに無意識に食いしばっている方は少なくありません。
本来、安静時の上下の歯は2〜3mmほど離れているのが正常です。
しかし、食いしばりの癖がある方は、必要のない場面でも歯を接触させ続けています。この状態が続くと、顎だけでなく首や肩、頭部にまで大きな負担がかかり、さまざまな不調につながります。
なぜ食いしばりは起こるのか
食いしばりは一つの原因だけではなく、複数の要因が重なって起こります。
ストレスと自律神経の乱れ
最も大きな原因の一つがストレスです。
精神的な緊張や不安、疲労が続くと、自律神経のうち交感神経が優位になります。
交感神経は身体を活動させる神経で、
- 筋肉を緊張させる
- 心拍数を上げる
- 呼吸を速くする
といった働きがあります。
交感神経が優位な状態が続くことで、咬筋や側頭筋などの咀嚼筋も常に緊張しやすくなり、無意識の食いしばりにつながります。
姿勢の乱れ
近年ではスマートフォンやパソコンの使用時間が増え、ストレートネックや猫背の方が増えています。
頭の重さは約5kgあるといわれています。
頭が前に出る姿勢になると、その重さを支えるために首や肩だけでなく、顎の筋肉にも負担がかかります。
すると咬筋や側頭筋が過緊張となり、食いしばりが起こりやすくなります。
睡眠の質の低下
睡眠不足や浅い睡眠も食いしばりを悪化させる要因になります。
眠りが浅い状態では身体が十分にリラックスできず、睡眠中でも筋肉が緊張しやすくなるためです。

食いしばりで起こる症状
食いしばりは顎だけの問題ではありません。
次のような症状が現れることがあります。
- 顎の痛み
- 顎が開けづらい
- 口を開けると音が鳴る
- こめかみの頭痛
- 首こり・肩こり
- 眼精疲労
- 耳鳴りや耳の詰まった感じ
- 歯のすり減り
- 歯の破折
- 知覚過敏
- 顔のむくみ
- フェイスラインの張り
- 慢性的な疲労感
顎の筋肉は首や肩の筋肉とも連動しています。
そのため、食いしばりによって首肩こりが悪化したり、逆に首肩こりが強くなることで食いしばりが悪化したりする悪循環が起こります。
食いしばりと頭痛の関係
咬筋や側頭筋が緊張すると、筋肉内の血流が低下します。
血流が悪くなることで酸素不足となり、疲労物質や発痛物質が蓄積します。
これが筋緊張性頭痛の原因になることがあります。
また、首の後ろの筋肉まで硬くなることで後頭部の重だるさや目の奥の痛みにつながるケースもあります。

東洋医学から考える食いしばり
東洋医学では、食いしばりは「気・血・水」の巡りの乱れや五臓六腑のバランスの乱れが関係すると考えます。
肝
「肝」はストレスや精神状態、筋肉の働きと深く関係しています。
ストレスが続くと肝の働きが乱れ、「気滞(きたい)」と呼ばれる気の巡りが悪い状態になります。
すると筋肉がこわばり、顎や首肩の緊張が強くなります。
心
「心」は精神活動や睡眠と関係しています。
心の働きが乱れると、不安感や不眠が起こり、睡眠中の食いしばりにつながることがあります。
脾
「脾」は消化吸収だけではなく、身体に必要なエネルギーを作る役割があります。
脾の働きが弱ると疲れやすくなり、自律神経も乱れやすくなります。

鍼灸で期待できる作用
咀嚼筋の緊張緩和
食いしばりでは
- 咬筋
- 側頭筋
- 内側翼突筋
- 外側翼突筋
などの筋肉が緊張しています。
鍼刺激によりこれらの筋緊張を緩和することで、顎への負担を軽減します。
首肩の筋肉も同時に調整
食いしばりの方の多くは、
- 胸鎖乳突筋
- 僧帽筋
- 肩甲挙筋
- 後頭下筋群
なども硬くなっています。
これらを一緒に調整することで顎への負担が軽減し、首肩こりや頭痛の改善も期待できます。
血流改善
筋肉が緩むことで局所の血流が改善し、酸素や栄養が届きやすくなります。
その結果、疲労物質の排出が促され、痛みやだるさの軽減につながります。
自律神経の調整
鍼刺激は過度に興奮した交感神経を落ち着かせ、副交感神経が働きやすい状態へ導くことが期待されています。
心身がリラックスすることで、食いしばりの背景にあるストレスや睡眠の質の改善につながる可能性があります。
ご自宅でできるセルフケア
食いしばりは施術だけではなく、日常生活を見直すことも重要です。
TCH(歯列接触癖)を意識する
日中は上下の歯を接触させないよう意識しましょう。
付箋やスマートフォンのアラームを利用して「歯を離す」と確認する習慣をつけるのも効果的です。
姿勢を改善する
長時間のデスクワークでは30〜60分ごとに休憩を取り、首や肩を動かしましょう。
ストレッチ
咬筋だけでなく首や肩、胸のストレッチを取り入れることで筋肉の緊張が和らぎます。
睡眠環境を整える
睡眠不足は食いしばりを悪化させます。
就寝前のスマートフォンやカフェインの摂り過ぎを控え、規則正しい睡眠を心掛けましょう。
当院での施術
当院では、お口や顎だけを見るのではなく、首や肩の筋肉、姿勢、自律神経の状態、生活習慣まで総合的に評価したうえで施術を行っています。
食いしばりは「顎だけの問題」ではなく、ストレスや姿勢、自律神経の乱れなど全身のバランスが関係していることが少なくありません。そのため、局所だけでなく全身を整えることが、症状の改善や再発予防につながると考えています。
「朝起きると顎が疲れている」「歯科でマウスピースを勧められた」「首肩こりや頭痛がなかなか改善しない」「無意識に歯を食いしばってしまう」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。
一人ひとりのお身体の状態に合わせた鍼灸治療で、心身ともに快適な毎日をサポートいたします。
ご予約はこちらから
\相談だけでも大丈夫ですのでお気軽に/
はじめての方も安心の返金保証制度をご用意しております。
たった一度のご来院でも、我々の専門知識と確かな技術で
お客様のお悩みの症状に対する概念を、きっと変えられると思ってます。
是非一度お気軽にご相談ください。

