高田馬場でIBS(過敏性腸症候群)でお悩みの方へ|高田馬場はりきゅう院

 
 

 

 

 

「緊張するとお腹が痛くなる」

「通勤や通学の途中で急にトイレに行きたくなる」

「会議や大事な予定の前に下痢になる」

「病院で検査をしても異常がないと言われた」

 

このようなお悩みを抱えている方は少なくありません。

 

IBS(過敏性腸症候群)は、内視鏡検査や血液検査などで大きな異常が見つからないにもかかわらず、腹痛や下痢、便秘、お腹の張りなどの症状を繰り返す疾患です。

命に関わる病気ではありませんが、仕事や学校、外出など日常生活への影響は大きく、「常にお腹のことが気になってしまう」という方も少なくありません。

今回はIBSがなぜ起こるのか、自律神経との関係、そして鍼灸でどのようなサポートができるのかについてお話しします。

 

 

 


 

 

 

IBSとはどのような疾患なのか?

 

IBS(過敏性腸症候群)は、腸に炎症や潰瘍などの明らかな異常がないにもかかわらず、慢性的な腹部症状が続く状態です。

 

主な症状には、

  • 腹痛
  • 下痢
  • 便秘
  • 下痢と便秘の繰り返し
  • お腹の張り
  • ガスが溜まりやすい

 

などがあります。

 

症状の出方によって、

  • 下痢型
  • 便秘型
  • 混合型

 

に分類されます。

 

特に下痢型では、

「電車に乗るのが不安」

「映画館や美容院に行きづらい」

「外出先でトイレの場所を常に確認してしまう」

 

という方も少なくありません。

 

 

 

 

 

 

IBSと自律神経の深い関係

 

IBSを理解するうえで重要なのが、自律神経です。

 

自律神経とは、

  • 交感神経(活動モード)
  • 副交感神経(休息モード)

 

の2つから成り立っています。

これらがバランスよく働くことで、私たちの身体は正常な状態を保っています。

腸の働きも自律神経によってコントロールされています。

 

しかし、

  • ストレス
  • 不安
  • 睡眠不足
  • 疲労の蓄積
  • 環境の変化

 

などによって自律神経が乱れると、腸の働きも不安定になります。

 

その結果、

腸が過剰に動いて下痢になる

あるいは

腸の動きが低下して便秘になる

といった状態が起こります。

 

 

 

「脳腸相関」という考え方

 

近年の研究では、脳と腸は密接に関係していることがわかっています。

これを「脳腸相関」と呼びます。

 

例えば、

強い緊張を感じたときにお腹が痛くなった経験はありませんか?

これは脳で感じたストレスが自律神経を介して腸へ伝わるためです。

 

つまりIBSは、

腸だけの問題ではなく、脳と腸のコミュニケーションの乱れとも考えられています。

 

実際にIBSの患者様の多くは、

  • ストレスを感じやすい
  • 真面目な性格
  • 責任感が強い
  • 周囲に気を遣いやすい

 

という傾向がみられることがあります。

もちろん性格だけが原因ではありませんが、精神的な緊張が症状に影響することは少なくありません。

 

 

 

 

不安が症状を悪化させる悪循環

 

IBSの特徴の一つが、不安による悪循環です。

例えば以前、電車内で急な腹痛を経験したとします。

すると次に電車へ乗る際、「またお腹が痛くなったらどうしよう」という不安が生まれます。

その不安によって交感神経が活性化し、自律神経が乱れます。

すると腸がさらに過敏になり、本当に腹痛や下痢が起こる。

 

結果として、

 

不安

腸が過敏になる

症状が出る

さらに不安になる

 

というサイクルが完成してしまいます。

このためIBSでは、腸だけでなく自律神経やストレスへのアプローチも重要になります。

 

 

 

東洋医学からみたIBS

 

東洋医学ではIBSを単なる腸の病気とは考えません。

身体全体のバランスの乱れとして捉えます。

特に関係すると考えられるのが「肝」と「脾」です。

 

肝の乱れ

 

東洋医学でいう肝には、気の流れを調整する働きがあります。

ストレスや緊張が続くと肝の働きが乱れ、気の巡りが悪くなります。

 

すると、

  • イライラ
  • 不安感
  • 胸のつかえ
  • お腹の張り

 

などが現れやすくなります。

 

 

脾の弱り

 

脾は消化吸収を担う働きです。

疲労や不規則な生活、冷たい飲食物の摂り過ぎなどによって脾が弱ると、

  • 下痢
  • 軟便
  • 食欲不振
  • 疲れやすい

 

などの症状が出やすくなります。

IBSの方は、肝と脾の両方に負担がかかっているケースが少なくありません。

 

 

 

 

鍼灸でできること

 

鍼灸では、腸だけを直接治療するのではありません。

身体全体のバランスを整え、自律神経が安定しやすい状態を目指します。

 

 

自律神経の調整

 

鍼刺激によって過度に緊張した状態を和らげることで、交感神経と副交感神経のバランス改善を目指します。

その結果、

  • リラックスしやすくなる
  • 腸の過剰な反応が落ち着く
  • 睡眠の質が向上する

ことが期待できます。

 

血流改善

自律神経の乱れは血流低下にもつながります。

鍼灸によって血流が改善すると、胃腸が働きやすい環境が整います。

 

首肩の緊張緩和

IBSの方は首肩こりが強いことも少なくありません。

首肩の緊張は交感神経優位の状態を助長するため、全身の筋緊張を緩めることも重要です。

 

 

 

 

なぜ一回では改善しないのか?

 

患者様から「一回で良くなりますか?」と聞かれることがあります。

しかし、IBSは数日でできた問題ではありません。

 

何年もかけて形成された、

  • 自律神経の乱れ
  • ストレス反応のクセ
  • 腸の過敏状態

 

が関係しています。

そのため一度の施術で変化を感じることはあっても、根本的な改善には継続的なケアが必要です。

身体は元の状態へ戻ろうとするため、繰り返し整えることで良い状態を定着させていきます。

 

 

 

IBSでお悩みの方へ

 

IBSは周囲から理解されにくい症状です。

 

しかしご本人にとっては、

「外出が不安」

「仕事に集中できない」

「常にお腹のことを考えてしまう」

 

など、生活の質を大きく下げてしまうことがあります。

高田馬場はりきゅう院では、お腹の症状だけを見るのではなく、自律神経の状態や睡眠、疲労、ストレス、首肩の緊張なども含めて全身を評価しながら施術を行っています。

 

薬を飲んでも症状を繰り返している方、ストレスで症状が悪化しやすい方、長年お腹の不調に悩んでいる方は、お気軽にご相談ください。

鍼灸で身体全体のバランスを整えながら、症状改善をサポートいたします。

 

【執筆者 紹介】
高田馬場はりきゅう院
スタッフ:田島(たしま)

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