子宮筋腫にお悩みの方へ|症状・原因と鍼灸によるアプローチ

 

 

 

 

「生理の出血量が多い」「生理痛が以前より強くなった」「下腹部が重い」「病院で子宮筋腫があると言われた」など、子宮筋腫に伴う症状にお悩みではありませんか?

 

子宮筋腫は、子宮の筋肉などからできる良性の腫瘍です。子宮筋腫があっても症状がない場合もありますが、筋腫の大きさや数、できる場所によっては、月経量の増加や月経痛、骨盤周辺の痛みや圧迫感などにつながることがあります。

特に月経の出血量が多い状態が続くと、貧血による疲労感や息切れ、だるさなどにつながることもあります。また、筋腫の位置によっては頻尿や便秘など、周囲の臓器に関係する症状がみられる場合もあります。

 

この記事では、子宮筋腫の主な症状や原因、月経や自律神経との関係、東洋医学での考え方、鍼灸による身体へのアプローチ、日常生活で意識したいことについて解説します。

 

 

 

 

 

子宮筋腫とは?

 

子宮筋腫は、子宮の筋肉などから発生する良性の腫瘍です。

筋腫ができる場所や大きさ、数によって症状の現れ方は異なります。症状がほとんどない方もいる一方で、月経量が増えたり、月経が長引いたり、月経痛や骨盤周辺の圧迫感が出たりする場合があります。

子宮筋腫には、子宮の筋肉の中にできる「筋層内筋腫」、子宮の内側に向かってできる「粘膜下筋腫」、子宮の外側に向かってできる「漿膜下筋腫」などがあります。

同じ子宮筋腫でも、できる場所によって症状が異なるため、婦人科での検査によって状態を確認することが大切です。

 

 

 

 

 

子宮筋腫の主な原因

子宮筋腫ができる正確な原因は、現在のところ完全には分かっていません。

一方で、エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンが筋腫の発生や成長に関係すると考えられています。

 

女性ホルモンとの関係

子宮筋腫は、女性ホルモンの影響を受けて大きくなることがあります。

そのため、月経がある時期には筋腫の変化がみられることがあり、閉経後には小さくなっていく場合があります。

ただし、筋腫の状態や症状には個人差があるため、「ホルモンバランスだけが原因」と考えることはできません。

 

筋腫のできる場所や大きさ

子宮筋腫は、できる場所によって症状の出方が変わります。

特に子宮の内側に向かってできる筋腫では、月経量が増えたり、出血が長引いたりすることがあります。

一方、大きな筋腫では、膀胱や腸など周囲の臓器を圧迫して、頻尿や便秘、骨盤周辺の圧迫感などにつながる場合があります。

 

体調や生活環境による影響

子宮筋腫そのものの発生原因と、日々感じている症状の強さは分けて考える必要があります。

睡眠不足や疲労、ストレスなどが重なると、月経痛やだるさなどの身体のつらさを強く感じることがあります。

そのため、婦人科で筋腫の状態を確認しながら、日々の体調を整えていくことも大切です。

 

 

 

 

 

 

子宮筋腫に伴いやすい症状

子宮筋腫では、次のような症状がみられることがあります。

 

  • 月経の出血量が多い

  • 月経が長引く

  • 月経痛が強い

  • 下腹部が重く感じる

  • 骨盤周辺に圧迫感がある

  • 腰痛がある

  • 疲れやすい

  • 貧血によるだるさがある

  • 頻尿になる

  • 便秘になりやすい

  • 性交時に痛みを感じる

 

ただし、子宮筋腫があっても症状がまったくない場合もあります。

症状がある場合には、筋腫の大きさや位置などを確認することが重要です。

 

 

 

 

 

子宮筋腫と自律神経の関係

 

子宮筋腫そのものを「自律神経の乱れが原因」と考えることはできません。

一方で、月経痛や出血量の多さ、慢性的な疲労などが続くと、身体的・精神的な負担が大きくなることがあります。

また、痛みや不快感が続くことで睡眠が浅くなったり、仕事や日常生活に影響したりすることもあります。

自律神経は睡眠や消化、体温調節など、身体のさまざまな機能に関係しています。

そのため、子宮筋腫そのものへの治療とは別に、睡眠不足や疲労、ストレスなどによって生じている身体の不調を整えていくことも、日常生活を過ごしやすくするための一つの方法です。

 

 

 

 

 

 

東洋医学では、子宮筋腫をどう考える?

東洋医学では、月経痛や月経量の変化、下腹部の重さなどを、身体全体の「気・血」の巡りなどと関連づけて考えることがあります。

 

「瘀血(おけつ)」という考え方

東洋医学では、血の巡りが滞った状態を「瘀血」と表現することがあります。

月経痛や経血の状態、下腹部の痛みなどを確認しながら、身体全体の状態を考えていきます。

ただし、これは東洋医学独自の考え方であり、子宮筋腫そのものを「瘀血が原因」と医学的に説明するものではありません。

 

「気滞」という考え方

東洋医学では、ストレスや精神的な緊張などによって「気」の流れが滞った状態を「気滞」と表現することがあります。

月経前後に気分が不安定になったり、胸やお腹が張ったりするなど、さまざまな身体の変化を含めて状態をみていきます。

鍼灸では、子宮筋腫だけを見るのではなく、月経の状態や睡眠、疲労、ストレスなどを含めて身体全体を確認することが大切です。

 

 

 

 

 

子宮筋腫に対する鍼灸のアプローチ

 

鍼灸では、子宮筋腫そのものを小さくすることを目的とするのではなく、子宮筋腫に伴って生じている月経痛や腰痛、身体のだるさなどの症状に対するケアを行います。

施術前には、次のようなことを確認します。

 

  • 月経周期

  • 月経時の出血量

  • 月経痛の程度

  • 経血の状態

  • 下腹部や腰の痛み

  • 冷えやむくみ

  • 睡眠状態

  • 疲労感

  • ストレスや緊張

  • 婦人科での検査・治療状況

 

症状だけではなく、現在の身体全体の状態を確認しながら、必要な部位や刺激量を調整して施術します。

なお、子宮筋腫による大量出血や強い痛みなどについては、婦人科での診察・治療が優先されます。鍼灸は医療機関での治療に代わるものではありません。

 

 

 

 

 

 

高田馬場はりきゅう院の子宮筋腫への施術

 

高田馬場はりきゅう院では、子宮筋腫がある方に対して、筋腫そのものだけを見るのではなく、現在感じている症状や体調を確認しながら施術を行います。

例えば、月経痛が強い方、腰や下腹部の重さが気になる方、月経前後に疲れやすい方など、それぞれのお悩みに合わせて施術内容を調整します。

また、月経に伴う不調だけでなく、睡眠や疲労、ストレスなども確認し、その方のお身体の状態に合わせて施術を行います。

婦人科で子宮筋腫の経過を確認している方は、医療機関での診察を継続しながら、日々の身体のケアとして鍼灸をご利用いただくことが大切です。

 

 

 

 

 

子宮筋腫があるときのセルフケア

 

無理をしすぎない

月経量が多い方や月経痛が強い方は、身体に負担がかかりやすくなります。

痛みや疲労感が強いときは無理をせず、できる範囲で休息を取りましょう。

 

睡眠時間を確保する

睡眠不足が続くと、疲労感やストレスを感じやすくなります。

毎日同じ時間に寝起きするなど、できる範囲で睡眠リズムを整えることも大切です。

 

月経の状態を記録する

月経の開始日や期間、出血量、痛みの程度などを記録しておくと、婦人科で相談するときにも役立ちます。

特に「以前より出血量が増えた」「月経が長引くようになった」「痛みが強くなった」などの変化は記録しておきましょう。

 

食事にも気をつける

月経量が多い場合には、鉄不足による貧血につながることがあります。

極端な食事制限を避け、バランスのよい食事を心がけましょう。

 

強い疲労感や息切れ、動悸などがある場合には、自己判断で済ませず医療機関に相談することが大切です。

 

 

 

 

 

このような場合は医療機関へ

 

子宮筋腫がある方は、鍼灸だけで経過をみるのではなく、婦人科で筋腫の大きさや位置、症状の変化などを確認することが大切です。

特に以下のような場合は、婦人科への相談をおすすめします。

 

  • 月経の出血量が以前より明らかに増えた

  • 月経が長期間続く

  • 強い月経痛がある

  • 月経以外の出血がある

  • 下腹部の痛みや圧迫感が強くなった

  • 頻尿や便秘などが続いている

  • 強い疲労感や息切れがある

  • 貧血を指摘されている

  • 筋腫が大きくなっていると言われた

  • 妊娠を希望している

 

子宮筋腫は、症状がない場合には経過観察となることもありますが、症状が強い場合には薬物療法や手術などが検討されることがあります。治療方法は、筋腫の大きさや位置、症状、妊娠希望などによって異なります。

 

 

 

 

 

 

子宮筋腫に関するよくある質問

 

Q. 鍼灸で子宮筋腫を小さくできますか?

鍼灸によって子宮筋腫そのものを小さくできるとは言えません。

鍼灸では、子宮筋腫に伴う月経痛や腰痛、疲労感などの症状に対する身体のケアを行います。筋腫については、婦人科で定期的に状態を確認することが大切です。

 

Q. 子宮筋腫があっても鍼灸を受けられますか?

子宮筋腫があることだけを理由に、必ずしも鍼灸を受けられないわけではありません。

ただし、出血量が多い場合や強い痛みがある場合、妊娠を希望している場合などは、婦人科での状態を確認しながら施術を検討することが大切です。

 

Q. 子宮筋腫があると月経痛が強くなりますか?

子宮筋腫がある方すべてに強い月経痛が起こるわけではありません。

筋腫の大きさや位置などによっては、月経痛や骨盤周辺の痛み、圧迫感などが生じることがあります。

 

Q. 子宮筋腫があると妊娠できませんか?

子宮筋腫があっても妊娠する方はいます。

一方で、筋腫の大きさや位置によっては妊娠や妊娠経過に影響する場合があります。妊娠を希望している場合は、筋腫の状態について婦人科で相談しておくことが大切です。

 

 

 

 

 

まとめ

 

子宮筋腫は、子宮の筋肉などからできる良性の腫瘍で、症状がない場合もあります。一方で、筋腫の大きさや位置によっては、月経量の増加、月経痛、下腹部の圧迫感、腰痛、頻尿など、さまざまな症状につながることがあります。

子宮筋腫そのものの状態については、婦人科で定期的に確認することが大切です。

鍼灸では、子宮筋腫を直接治療するのではなく、月経痛や腰痛、疲労感、睡眠など、現在感じている身体の不調に対して、その方の状態に合わせた施術を行います。

新宿区・高田馬場周辺で子宮筋腫に伴う月経痛や腰痛、身体の不調などにお悩みの方は、高田馬場はりきゅう院へご相談ください。

医療機関での診察・治療を継続しながら、身体の状態を整えるためのケアとして鍼灸を取り入れていくことが大切です。

 

※子宮筋腫による症状が強い場合や、出血量の増加、強い腹痛、不正出血などがある場合は、鍼灸よりも先に婦人科へご相談ください。

 

 

 

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