妊娠初期に「吐き気がする」「食べると気持ち悪くなる」「においがつらい」など、つわりによる体調不良にお悩みではありませんか?
つわりは妊娠初期によくみられる症状ですが、その程度には個人差があり、日常生活に支障が出るほどつらく感じる方もいます。
つわりは、妊娠に伴うホルモンの変化や身体の変化など、さまざまな要因が関係すると考えられています。また、吐き気や食欲低下が続くことで、疲労感や脱水、栄養不足につながることもあります。
さらに、睡眠不足や精神的な緊張、環境の変化などによって体調が変化し、つわりのつらさを強く感じることもあります。
この記事では、つわりの主な症状や原因、自律神経との関係、東洋医学での考え方、鍼灸による身体へのアプローチ、妊娠中のセルフケアについて詳しく解説します。
つわりとは?
つわりとは、妊娠初期に起こりやすい吐き気や嘔吐、食欲の変化などの症状を指します。
一般的には妊娠5~6週頃から症状が現れ、妊娠8~10週頃に強くなる方もいます。その後、妊娠12~16週頃にかけて落ち着いてくることが多いとされていますが、症状の現れ方や続く期間には個人差があります。
「朝だけ気持ち悪い」という方もいれば、一日を通して吐き気が続く方、特定のにおいや食べ物で気分が悪くなる方など、つわりの症状はさまざまです。
つわりの主な原因
妊娠に伴うホルモンの変化
妊娠すると、身体の中ではさまざまなホルモンの変化が起こります。
特に妊娠初期には、hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)などのホルモンが大きく変化します。こうした身体の変化が、吐き気や食欲の変化などに関係していると考えられています。
胃腸の働きの変化
妊娠中はホルモンの影響などによって、消化管の働きにも変化が起こります。
胃がもたれやすくなったり、食後に気持ち悪くなったりするなど、胃腸の不調としてつわりを感じる方もいます。
においや味覚の変化
妊娠中は、以前は気にならなかったにおいが苦手になったり、食べられるものが変わったりすることがあります。
炊飯器から出るご飯のにおい、香水、洗剤、調理中のにおいなど、特定の刺激によって吐き気が誘発される場合もあります。
疲労や睡眠不足
妊娠初期は身体の変化が大きく、眠気や疲労感を感じやすい時期でもあります。
疲れがたまっていると、吐き気やだるさなどの症状をよりつらく感じることがあります。

つわりに伴いやすい症状
つわりは吐き気や嘔吐だけではなく、次のような症状を伴うことがあります。
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食欲が低下する
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においに敏感になる
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食べられるものが限られる
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胃もたれや胃の不快感がある
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唾液が増える
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疲れやすい
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眠気が強い
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頭が重く感じる
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めまいを感じる
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水分を取りにくい
症状の程度には個人差があるため、「少し気持ち悪い程度」の方もいれば、食事や水分を取ることが難しくなる方もいます。
つわりと自律神経の関係
妊娠中はホルモンバランスだけでなく、身体的・精神的な変化も大きくなります。
吐き気が続くことで睡眠が十分に取れなかったり、食事が思うように取れなかったりすると、身体への負担が積み重なります。
自律神経は、消化管の働きや心拍、呼吸など、身体のさまざまな機能に関わっています。そのため、疲労やストレスなどによって体調が変化すると、吐き気や胃の不快感などをより強く感じることがあります。
つわりそのものを「自律神経の乱れだけが原因」と考えることはできませんが、妊娠中の体調管理という面では、休息や睡眠を確保し、身体をできるだけリラックスさせることも大切です。

東洋医学では、つわりをどう考える?
東洋医学では、つわりによる吐き気や食欲不振などを、胃の働きや「気」の流れなどと関連づけて考えることがあります。
胃の働きと「胃気」
東洋医学では、胃は食べ物を受け入れて消化する働きに関係すると考えられています。
通常、胃の気は下向きに働くとされますが、妊娠中は身体の変化によってこの働きがうまくいかなくなり、「胃気上逆」として吐き気や嘔吐などが起こると考えることがあります。
気の流れの変化
東洋医学では、身体の中を巡る「気」の流れが滞ることを「気滞」と表現します。
妊娠中は身体だけでなく生活環境や気持ちにも変化が起こるため、こうした状態を考慮しながら身体全体のバランスをみていきます。
これらは東洋医学独自の考え方であり、現代医学におけるつわりの原因を直接説明するものではありません。
つわりに対する鍼灸のアプローチ
鍼灸では、つわりそのものだけを見るのではなく、吐き気の程度や食欲、睡眠、疲労感、胃腸の状態などを確認しながら施術を行います。
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吐き気や嘔吐の程度
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食事や水分がどの程度取れているか
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においによる症状の変化
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胃もたれや胃の不快感
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睡眠状態
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疲労感
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ストレスや緊張の程度
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妊娠週数や体調
妊娠中は身体が大きく変化しているため、通常の施術とは異なり、妊娠週数やその日の体調を考慮して刺激量や施術部位を調整することが重要です。
鍼灸によってつわりが必ず改善するわけではありませんが、吐き気や胃の不快感など、妊娠中に感じる身体のつらさに対するケアの一つとして取り入れられる場合があります。

高田馬場はりきゅう院のつわりへの施術
高田馬場はりきゅう院では、つわりによる吐き気だけでなく、妊娠中の身体全体の状態を確認しながら施術を行います。
同じ「つわり」でも、吐き気が強い方、胃もたれが気になる方、疲労感が強い方、睡眠が十分に取れていない方など、症状の現れ方はさまざまです。
そのため、お身体の状態を確認したうえで、無理のない刺激量で施術を行います。
妊娠中は体調が変化しやすいため、その日の状態によって施術内容を調整することも大切にしています。
つわりがあるときのセルフケア
無理に食べようとしない
つわりが強いときは、一度にたくさん食べようとせず、食べられるものを少量ずつ取る方法があります。
空腹になると吐き気が強くなる方もいるため、自分が食べやすいタイミングや量を探してみましょう。
水分を少しずつ取る
嘔吐がある場合は、脱水にも注意が必要です。
一度に大量の水分を取るのではなく、少量ずつこまめに摂取するなど、自分が飲みやすい方法を試してみましょう。
においを避ける
特定のにおいで吐き気が強くなる場合は、無理にその環境にいる必要はありません。
調理中のにおいがつらい場合は、換気をしたり、温かい食事よりも冷ました食事のほうが食べやすい場合もあります。
できるだけ休む
妊娠初期は身体の変化が大きい時期です。
家事や仕事を無理に普段通りに行おうとせず、疲れを感じたときには横になって休むことも大切です。

このような場合は医療機関へ
つわりは妊娠中によくみられる症状ですが、症状が強い場合には「妊娠悪阻」など、医療機関での治療が必要になることがあります。
以下のような場合は、鍼灸だけで対応しようとせず、産婦人科へ相談しましょう。
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水分をほとんど取れない
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食事がほとんど取れない状態が続く
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繰り返し嘔吐してしまう
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尿が極端に少ない
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強いめまいやふらつきがある
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体重が減っている
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日常生活が難しいほど症状が強い
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腹痛や出血など、吐き気以外の症状がある
妊娠中の体調について不安がある場合は、まずかかりつけの産婦人科に相談することが大切です。
つわりに関するよくある質問
Q. つわりがある場合でも鍼灸を受けられますか?
妊娠中でも鍼灸を受けられる場合がありますが、妊娠週数や体調によって注意が必要です。事前に妊娠週数や現在の体調をお伝えください。
Q. 鍼灸でつわりは治りますか?
鍼灸によってつわりが必ず治るわけではありません。吐き気や胃の不快感など、妊娠中のつらい症状に対する身体のケアとして行います。
Q. 吐き気が強い日でも施術できますか?
症状が強い場合は、無理に施術を受ける必要はありません。水分が取れない、繰り返し嘔吐するなどの症状がある場合は、まず産婦人科へご相談ください。
Q. 妊娠中はどのくらいの頻度で通えばよいですか?
体調や症状によって異なります。つわりの程度や妊娠週数、その日の体調を確認しながら、無理のない範囲で施術を行います。
まとめ
つわりは妊娠初期に起こりやすく、吐き気や嘔吐だけでなく、食欲低下、においへの敏感さ、胃の不快感、疲労感など、さまざまな症状が現れることがあります。
妊娠に伴うホルモンの変化などが関係すると考えられていますが、疲労や睡眠不足、ストレスなどによって症状のつらさが変化することもあります。
鍼灸では、つわりの症状だけでなく、睡眠や疲労、胃腸の状態なども確認しながら、その日の体調に合わせて施術を行います。
新宿区・高田馬場周辺でつわりによる吐き気や胃の不快感などにお悩みの方は、高田馬場はりきゅう院へご相談ください。
妊娠中は身体の変化が大きいため、1回の施術だけでなく、その時々の体調に合わせて身体をケアしていくことも大切です。
※妊娠中の施術については、妊娠週数や体調などを確認したうえで行います。強い吐き気や嘔吐、水分が取れない、出血や腹痛などの症状がある場合は、鍼灸よりも先に産婦人科へご相談ください。
