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突発性難聴と鍼灸

ある日突然、耳が聞こえにくくなったら
「朝起きたら片耳が聞こえづらい」
「耳がふさがった感じがする」
「耳鳴りやめまいも一緒に出てきた」
こんな症状が急に現れたら、突発性難聴の可能性があります。
突発性難聴は、原因がはっきりしないまま突然片側の耳が聞こえにくくなる病気で、誰にでも起こりうるものです。
突発性難聴とは?
突発性難聴は、ある日突然、何の前触れもなく発症します。多くは片耳だけで、症状は以下のようなものがみられます。
・ 音が聞き取りにくい
・ 耳がつまった感じがする(耳閉感)
・ 「キーン」「ザー」といった耳鳴り
・ めまいやふらつき
重症の場合、会話が困難になることもあります。
原因は?
医学的にも正確な原因は不明ですが、以下の要因が関わると考えられています。
・ 内耳の血流障害(ストレス・疲労・冷えによる)
・ ウイルス感染
・ 自律神経の乱れ
・ 免疫異常
内耳の「蝸牛(かぎゅう)」という器官は非常に繊細で、血流や酸素の供給が少しでも滞ると、音を感じ取る機能が低下してしまいます。
治療は早ければ早いほど良い
突発性難聴は、発症から2週間以内に治療を始めることが予後を左右すると言われています。
耳鼻科での治療(ステロイド投与や血流改善薬)が基本ですが、鍼灸を併用することで回復のサポートが期待できます。
東洋医学でみる突発性難聴
東洋医学では、耳の不調は「腎(じん)」の弱りや「肝(かん)」の乱れと関係が深いと考えます。
・ 腎の弱り … 加齢・慢性疲労で生命エネルギー(腎精)が不足し、耳の機能が低下
・ 肝の乱れ … ストレスや感情の高ぶりで「気」が滞り、耳に栄養が届きにくくなる
・ 気血の不足 … 睡眠不足や体力低下で耳への巡りが悪化
こうした全身のバランスの乱れを整え、耳の回復を後押しするのが鍼灸の役割です。
鍼灸でのアプローチ
鍼灸では、耳周囲のツボだけでなく、全身の経絡を整えます。
局所のツボ
・ 翳風(えいふう) … 耳の後ろにあるツボ。血流とリンパの流れを促進
・ 聴宮(ちょうきゅう) … 耳の前にあるツボ。耳の循環改善に
・ 聴会(ちょうえ) … 音の通り道をサポート
全身のツボ
・ 腎兪(じんゆ)・太渓(たいけい) … 腎の働きを補う
・ 肝兪(かんゆ)・太衝(たいしょう) … ストレス緩和、気の巡り改善
・ 足三里(あしさんり) … 体力と免疫の底上げ
さらに、お灸で温めて血流を高めることで、耳の組織に酸素と栄養を届けやすくします。
実際の施術と効果
軽症であれば数回の施術で耳のつまりや耳鳴りが改善することもあります。
中等度〜重度では、耳鼻科治療と並行して週2〜3回の施術を2〜4週間続けるのが理想です。
患者さんからは
「耳の圧迫感が減った」
「音がクリアに聞こえるようになった」
「めまいが落ち着いた」
といった声も多く聞かれます。
自宅でできるケア
・ 睡眠をしっかりとる(7時間目安)
・ 冷えを避け、首や耳周りを温める
・ 強い音やイヤホンでの長時間使用を避ける
・ ストレス解消(深呼吸、軽い運動)
まとめ
突発性難聴は時間との勝負。耳鼻科の治療と並行して、鍼灸で全身の巡りを整えることは、耳の回復力を引き出すサポートになります。
「突然の耳の聞こえにくさ」「耳のつまり感」が出たら、自己判断せずすぐに受診し、早めにケアを始めることが大切です。
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