眠れない夜がつづくあなたへ 

 

 

〜東洋医学と鍼灸で整える、心と体のリズム〜 

 

 

「寝つきが悪い」「途中で何度も目が覚める」「朝スッキリ起きられない」
そんな不眠の悩みを抱えている方はとても多く、特にストレスの多い現代社会では年齢・性別を問わず増加しています。

睡眠薬に頼ることなく、自然に眠れる体を取り戻したい。
そんな方にこそおすすめしたいのが、「東洋医学」と「鍼灸」による体質改善です。 

 

 

 


 

 

 

◆ 不眠の種類と原因

「不眠」とひとことで言っても、タイプや原因はさまざまです。 

 

 

● 入眠障害

→ 布団に入っても30分以上寝つけない 

 

 

● 中途覚醒

→ 夜中に何度も目が覚める、再入眠できない 

 

 

● 早朝覚醒

→ まだ眠いのに早く目が覚めてしまう

 

 

● 熟眠障害

→ 寝ているはずなのに疲れが取れない、夢ばかり見る 

 

 

これらは、自律神経の乱れや心の緊張、ストレス、ホルモンバランスの崩れなどが背景にあることが多いです。
また、東洋医学ではこれらの原因を「五臓の不調」「気血の乱れ」と捉え、体の内側から整えることを目指します。 

 

 

 

 

◆ 東洋医学から見た“不眠”

東洋医学では、眠りに関係する重要な臓腑として「心(しん)」が挙げられます。
心は精神活動をつかさどるとされ、心が安定していないと「魂が落ち着かず、眠れない」と考えられています。

その他にも、次のような体質が不眠に関与すると考えられます:  

 

 

【1】心血虚(しんけっきょ)タイプ

→ 血が不足して精神を支えられない状態
→ 特徴:不安感・動悸・夢が多い・眠りが浅い 

 

 

【2】肝火上炎(かんかじょうえん)タイプ

→ イライラやストレスで“火”が上にのぼり、頭が冴える状態
→ 特徴:怒りっぽい・目が充血・寝つきが悪い 

 

 

【3】腎陰虚(じんいんきょ)タイプ

→ 老化や慢性疲労などで“体の潤い”が失われた状態
→ 特徴:寝汗・のぼせ・朝早く目が覚める・疲れが取れない 

 

 

 

 

◆ 鍼灸でできる不眠へのアプローチ

鍼灸は、経絡(気の流れ)やツボを使って自律神経のバランスを整え、リラックス状態をつくりだします。
その結果、副交感神経が優位になり、眠りやすい体質へと導きます。 

 

 

● 鍼(はり)

→ 過緊張をほぐすツボや、自律神経の調整を目的とした施術
→ 頭皮や手足にある安神作用のあるツボにアプローチします 

 

 

● お灸

→ 冷えや疲れによる不眠に対し、身体を温め、リラックス効果を高めます
→ ツボに温熱刺激を与えることで、血行促進と神経の緊張緩和が期待できます 

 

 

 

◆ よく使われるツボとその意味 

 

 

ツボ名 部位 主な作用
神門(しんもん) 手首の内側 精神安定・ストレス緩和
百会(ひゃくえ) 頭頂部 気の調整・リラックス効果
安眠(あんみん) 耳の後ろ 不眠専用ツボ。心を静める
三陰交(さんいんこう) 内くるぶしの上 女性の不調・ホルモン調整に◎
太渓(たいけい) 足首内側 腎を補い、夜間の不安定さに対応

 

 

これらのツボは、不眠だけでなく、自律神経の不調やメンタルバランスの改善にも役立ちます。 

 

 

 

◆ 不眠に悩む方に、鍼灸をおすすめする理由 

 

 

・ 睡眠薬に頼らず、自然な眠りを取り戻したい

・ ストレスや不安が強く、頭が休まらない

・ 睡眠の質を上げたい(浅い眠り・夢ばかり見るなど)

・ 朝起きてもスッキリせず、一日中だるい

・ 更年期や自律神経の不調が影響している 

 

 

鍼灸は、「今夜眠れるかどうか」ではなく、「眠れる体をつくること」を目的としています。 

 

 

 

◆ まとめ:眠れない夜にできること 

 

 

不眠はただの「睡眠の問題」ではなく、心と体のバランスの乱れが表れたサインです。
東洋医学と鍼灸の視点からは、その人の「体質」や「生活習慣」全体を見て、無理なく穏やかに整えていくことができます。

薬に頼りすぎず、心と体にやさしいケアを求める方に、鍼灸はぴったりの選択肢です。
毎日をすこやかに過ごすために、眠りの質から見直してみませんか? 

 

 

 

 

 

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