鍼灸って何をするの?   初めての方へやさしく解説 2


「鍼灸(しんきゅう)」という言葉を聞いたことはあっても、実際にどんな施術なのか、どんなときに受けるのか、はっきりわからないという方も多いのではないでしょうか。

「なんだか痛そう」
「お年寄りが受けるイメージ」
「本当に効くの?」

そんな不安や疑問を持っている方へ向けて、今回は、初めての方にもわかりやすく、やさしく鍼灸を解説します。

  

◆ 鍼灸とは?

鍼灸は、東洋医学に基づいた体のケア方法で、「鍼(はり)」と「灸(きゅう)」の2つの施術を組み合わせて行う伝統的な療法です。

鍼(はり):髪の毛ほどの細い鍼を、体の決まったポイント(ツボ)にやさしく刺して、体のバランスを整えます。

灸(きゅう):もぐさという薬草を温めて、ツボに熱を伝え、体を内側から温めたり、巡りをよくします。

これらは、体の中にある“自然治癒力”を引き出す方法として、何千年も前から使われてきました。  

 

◆お灸とは? 体を内側から温める、やさしいケア

「お灸」と聞くと、「熱そう」「やけどしそう」といったイメージを持つ方も多いかもしれません。
けれど、現代のお灸はとてもやさしくて心地よいもの。リラックスしながら、体の内側から元気を引き出す伝統的なケア方法です。 

 

◆ お灸ってなに?

お灸は、ヨモギの葉から作られた「もぐさ」という温かい薬草を燃やし、体のツボに温熱刺激を与える施術です。
皮膚に直接すえない「間接灸」などもあり、熱すぎず、じんわりと温まる心地よさが特徴です。

もぐさの成分には血行促進やリラックス効果があり、東洋医学では「冷えを取り、気血の流れを整える」とされます。    

    

◆ どんなときにお灸がいいの?

お灸はこんな悩みにおすすめです:

・手足やお腹の「冷え」

・生理痛や更年期の不調

・胃腸の弱り、便秘

・慢性疲労やストレス、不眠

・免疫力を高めたいとき

「なんとなく調子が悪い」「病院に行くほどじゃないけどつらい」そんなとき、お灸は自然に体を整えてくれる手助けになります。 

 

◆ お灸はどうやって効くの?

お灸は、ツボに温熱を与えることで血流を良くし、自律神経のバランスを整えるといわれています。
さらに、熱の刺激によって白血球の働きが活性化され、免疫力アップにもつながるとされます。

体の芯から温まり、巡りが良くなることで、「冷え」「だるさ」「痛み」などが和らぎ、体が本来持つ自然治癒力が高まります。  

 

◆ お灸ってこわくない?

昔ながらの「チクッと熱い」お灸とは違い、現代のお灸は皮膚にやさしく、やけどにならないよう工夫された方法で行います。

台座灸(台がついていて熱が伝わりにくい)

温灸棒(棒状でもぐさを肌に近づけて温める)

せんねん灸(市販のお灸でセルフケアも可能)

初めての方でも、リラックスしながら安全に受けられる施術です。 

   

 

◆ まとめ

お灸は、体を温め、血の巡りを整え、心と体を内側からケアするやさしい東洋医学の療法です。 

 

・冷えがつらい

・自律神経が乱れている

・痛み止めに頼らず改善したい

・体質そのものを整えたい 

そんな方にこそ、ぜひ体験していただきたい方法です。
ほんのり温かくて、心までほぐれる——そんなお灸のやさしさを、あなたの毎日に取り入れてみませんか?

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