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ある日突然、聞こえなくなる ― 突発性難聴とは?
朝起きたら片耳が聞こえにくい。
耳が詰まったように感じる。
キーンという耳鳴りが急に強くなった。
このように前触れなく突然起こる難聴を「突発性難聴」といいます。多くは片耳に起こり、耳鳴りやめまいを伴うこともあります。
発症のはっきりした原因は特定されていませんが、
現在は
・内耳(音を感じ取るセンサー部分)の血流障害
・ウイルス感染
・自己免疫の異常
・強いストレスによる自律神経の乱れ
などが関与していると考えられています。
内耳で何が起きているのか
耳の奥には「蝸牛(かぎゅう)」という器官があり、その中の有毛細胞という細胞が音の振動を電気信号に変えています。
この有毛細胞は非常にデリケートで、一度ダメージを受けると回復しにくい性質があります。
内耳は細い血管で栄養を受け取っているため、血流が低下すると機能が急激に落ちてしまうのです。
ストレスが強い状態では、交感神経が優位になり血管が収縮します。
その結果、内耳への血流が不十分になり、聴力低下につながる可能性があると考えられています。

まず最優先は耳鼻科の治療
突発性難聴は「時間との勝負」と言われます。
発症から早い段階での治療がとても重要です。
耳鼻科では主に
・ステロイド薬(炎症を抑える)
・血流改善薬
・ビタミン製剤
などが処方されます。
発症から1〜2週間以内に治療を開始することが、回復の可能性を高めるとされています。
少しでも異変を感じたら、まずは医療機関を受診してください。
鍼灸ができること ― 回復環境を整える
鍼灸は「耳そのものを直接治す」というより、回復しやすい身体環境を整える役割を担います。
ポイントは大きく3つあります。
① 血流の改善
首や後頭部、耳周囲の筋緊張をゆるめることで、内耳へ向かう血流を促します。
特に首の深部筋の緊張は、自覚がないまま強くなっていることが多い部分です。
② 自律神経の調整
突発性難聴の背景には、強いストレスや過労が隠れていることが少なくありません。
鍼刺激は副交感神経を優位にし、過剰な緊張状態を落ち着かせる働きがあります。
③ 全身状態の底上げ
睡眠の質、呼吸の浅さ、冷えなども回復力に影響します。
身体全体を整えることで、自然治癒力が働きやすい状態をつくります。
実際に、
「耳の詰まり感が軽くなった」
「耳鳴りの音が小さくなった」
「眠れるようになり、不安が減った」
という声も多く聞かれます。
なぜ“頑張り屋さん”に多いのか
臨床をしていると、突発性難聴の方には共通点があります。
・責任感が強い
・休むのが苦手
・限界まで頑張ってしまう
身体は、限界を超えると「強制的にブレーキ」をかけます。
耳の異変は、そのサインであることも少なくありません。
回復には「安心」が必要
内耳はとても繊細です。
不安や焦りが強いほど、交感神経が優位になり、血流はさらに低下します。
だからこそ、治療と同時に
「大丈夫、今は回復に向かっている」
と身体が感じられる環境が大切です。
鍼灸の時間は、身体を整えるだけでなく、神経の緊張をゆるめる時間でもあります。

最後に
突発性難聴は、突然起こるからこそ不安が大きい疾患です。
しかし、早期治療と適切なケアで回復する可能性は十分にあります。
耳だけを見るのではなく、
血流・自律神経・生活リズムまで含めて整えること。
それが再発予防にもつながります。
もし違和感を感じたら、まずは耳鼻科へ。
その上で、身体全体の調整が必要だと感じたら、いつでもご相談ください。
耳が少し楽になるだけで、世界の音の景色は大きく変わります。
安心して日常を取り戻せるよう、丁寧にサポートいたします。

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