「原因不明の顔の痛み」──非定型顔面痛の真実と整え方

 

 

 

“原因がわからない”と言われ続けてきた顔の痛み

非定型顔面痛(ひていけいがんめんつう)は、顔面の片側または両側に、ズキズキ・ジワジワ・締め付けられるような痛みが持続する疾患です。

 

特徴的なのは、検査で異常がみつかりにくい こと。

MRIやレントゲン、血液検査などで原因がわからず、「ストレスでしょう」「気のせいかもしれません」と言われ、長い期間つらい痛みに悩まされる方も少なくありません。

 

三叉神経痛のように“電気が走る鋭い痛み”とは異なり、痛みが数ヶ月~数年にわたって続く のが非定型顔面痛の特徴です。

痛みの場所もはっきりせず、頬・目の周囲・口の周り・顎・鼻の横など、範囲が広いこともあります。

現代医学では「原因不明」とされることも多いですが、近年は 自律神経の乱れ・筋緊張・心理的ストレス が深く関わっていることがわかってきました。

 

 

 


 

 

 

なぜ非定型顔面痛は「原因が分かりづらい」のか?

非定型顔面痛は、骨・神経・血管の異常が画像検査で見つからないため、診断が難しい病気です。

しかし、原因が“存在しない”わけではありません。

特に多いとされる背景が以下の3つです。

 

① 顔面や首の筋肉の過緊張

食いしばり・噛みしめ・歯ぎしりなどで、顔周りの筋肉が硬くなると、神経が圧迫され痛みが出やすくなります。

 

② 自律神経の乱れ

ストレスや睡眠不足で交感神経が優位になると、血流が悪化し、痛みを感じやすい状態になります。

 

③ 心理的ストレス

痛みへの不安や過度な緊張が、さらに痛みを増幅させるという“悪循環”が起こりやすいのが特徴です。

つまり、非定型顔面痛は 「体の緊張 × 心の緊張」 が引き起こす複合的な痛みであり、単純に「神経に原因がある」とは限らないのです。

 

 

 

 

 

 

三叉神経痛との違い

非定型顔面痛は“表現しづらい痛み”が特徴

三叉神経痛は、顔を洗う・風が当たる・歯磨きするなどの刺激で 電気が走るような激痛 が一瞬生じます。

一方、非定型顔面痛は違います。

 

非定型顔面痛の特徴

  • 痛みが持続する

  • どこが痛いのか説明しづらい

  • じわじわ・重だるい・締め付けるような痛み

  • きっかけがはっきりしない

  • ストレスや疲れで悪化しやすい

 

三叉神経痛の特徴

  • 稲妻のような鋭い痛み

  • 刺激が引き金になる(歯磨き・洗顔など)

  • 持続せず、短い発作

  • 比較的痛む部位がはっきりしている

 

非定型顔面痛は、症状の“曖昧さ”ゆえに理解されにくく、つらさを周囲に伝えづらい疾患だといえます。

 

 

 

東洋医学から見る非定型顔面痛

ストレスで「気の巡り」が停滞すると痛みが強くなる。

東洋医学では、非定型顔面痛の背景に 気血(きけつ)の巡りの停滞 があると捉えます。

 

● 肝気鬱結(かんきうっけつ)

ストレスで気が滞り、顔や首の筋肉が緊張しやすい状態。

 

● 気滞血瘀(きたいけつお)

血流が悪くなり、痛み・圧痛・しつこい鈍痛を生む状態。

 

● 気虚(ききょ)

疲労が蓄積し、回復力が落ち、痛みが長引く状態。

 

 

東洋医学の痛みの考え方は非常にシンプルで、

「巡りが悪いと痛みが起こる」というものです。

非定型顔面痛の多くが、まさにこの「巡りの悪さ」を抱えており、鍼灸治療との相性が良い理由もそこにあります。

 

 

 

 

 

 

鍼灸ができること

痛みの“根本”にアプローチし、日常を取り戻す

非定型顔面痛は薬が効きづらいことも多いため、鍼灸治療は有効な選択肢のひとつです。

 

① 首・顎まわりの筋緊張をゆるめる

食いしばりや猫背による首肩の緊張が顔の神経を圧迫します。

鍼によって深層の筋肉がゆるむと、神経への圧迫や血流障害が改善します。

 

② 自律神経のバランスを整える

鍼灸によって副交感神経が優位になると、血流が改善し、痛みの感じ方が和らぎやすくなります。

「施術中に眠くなる」という方が多いのはそのためです。

 

③ 気血の巡りを改善する

痛みのある顔面だけでなく、足や手、腹部のツボも使い、全身の滞りを整えます。

これにより、痛みの“土台”を改善していきます。

 

④ 心身の緊張を軽減する

痛みが長引くと不安や恐怖が生まれ、それがさらに痛みを強くします。

鍼灸は自律神経と精神面に同時に働きかけ、悪循環を断ち切りやすくします。

 

 

 

日常でできるセルフケア

痛みを長引かせないために

非定型顔面痛は生活習慣の影響も受けます。

以下の習慣を取り入れることで改善しやすくなります。

 

  • 深い呼吸を習慣にする

  • 顎の力みを意識的に抜く

  • 姿勢を整える(スマホ首を避ける)

  • 首と側頭部の軽いストレッチ

  • 睡眠をしっかり確保する

  • 温める習慣(入浴・ホットタオル)

 

“痛みを感じやすい体”から“痛みが出にくい体”へ整えていくことがポイントです。

 

 

 

まとめ

 

非定型顔面痛は「整えれば変わる痛み」

非定型顔面痛は、「検査で異常がない」「原因がわからない」と言われやすく、長年苦しむ方が多い疾患です。

 

しかし、身体の緊張・自律神経の乱れ・ストレスなど、改善できる要素が数多く存在します。

鍼灸は、痛みの根本にある“巡りの悪さ”を整え、再発しにくい身体へ導くサポートができます。

 

  • 顔の痛みがずっと取れない

  • 三叉神経痛とは違うと言われた

  • ストレスや疲れで悪化する

  • 薬が効かない

  • 検査では異常がない

 

こうした方にこそ、鍼灸治療は大きな力になれるはずです。

つらい顔の痛みを「仕方ない」と我慢する必要はありません。

身体のバランスが整えば、必ず変化が生まれます。

 

 

 

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