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関節リウマチのつらい痛みや変形に
東洋医学と鍼灸ができるサポート
関節リウマチは、朝起きた瞬間のこわばりや、関節の腫れ・痛みが続くことで、日常生活に大きな影響を与える疾患です。
「また痛みが出てきた…」「指が思うように動かない」「家事がつらい」など、慢性的な不安とともに過ごしている方も多くいます。
近年は薬物療法の進歩により、関節の破壊や強い炎症を抑えやすくなりました。
一方で、薬だけでは取りきれない“重だるさ”“冷え”“疲れやすさ”などの不調に悩む方も少なくありません。
そのような中で、東洋医学の考え方と鍼灸治療は、関節リウマチの痛みとともに生活する方に寄り添い、日々を少しでも楽にするサポートとなります。
関節リウマチとは
「炎症」が続き、身体に負担が積み重なる病気。
関節リウマチは、免疫の誤作動によって自分自身の関節が攻撃され、炎症が長く続く疾患です。
特徴的なのは、手指・手首・足首など細い関節から始まりやすいこと。痛みに加え、腫れ、熱感、こわばりなどが現れます。
とくに朝のこわばりは多くの方が悩む症状で、関節を動かすまで時間がかかり、日々の生活に影響を与えます。
薬物治療は必須ですが、炎症が治まっても「痛みが残る」「疲れやすい」「冷えによって症状が悪化する」など、体質的な問題が重なると不調が長引くことがあります。
東洋医学から見た関節リウマチ
「気血の巡り」「冷え」「湿気」が関節に影響する。
東洋医学では、関節リウマチの状態を「痺証(ひしょう)」という考えで捉えます。
痺証とは、風・寒・湿といった邪気(外的ストレス)が体に入り込み、気血の巡りが悪くなることで、痛みやしびれ、こわばりが生じる状態を指します。
● 風邪(ふうじゃ)
痛む場所が移動する、痛みが強弱する。
● 寒邪(かんじゃ)
冷えで痛みが増す、温めると楽になる。
● 湿邪(しつじゃ)
重だるい、関節が腫れやすい、雨の日に悪化する。
さらに、慢性化すると気血が不足し、関節を栄養する力が弱くなり、痛みや変形が進むとされています。
つまり、関節リウマチの不調には、体質・気候・疲労・自律神経など、さまざまな要素が絡み合っているのです。

鍼灸でできること
痛みを和らげ、身体の巡りを整えるサポート
鍼灸は「炎症そのものを治す治療」ではありません。
しかし、日々の痛み・冷え・こわばり・疲労感を軽減し、生活の質(QOL)を高めることが期待できます。
① 炎症で緊張した筋肉をゆるめる
痛みが続くと、周囲の筋肉がこわばり、さらに関節への負担が増えます。
鍼でピンポイントに刺激すると、過剰な緊張がやわらぎ、痛みや動かしにくさが軽減します。
② 血流を改善し、関節の栄養状態を整える
冷えはリウマチの大きな敵です。
鍼灸は血流改善に優れ、手先・足先の温かさが戻ることで痛みが和らぎやすくなります。
③ 自律神経の乱れを調整する
慢性的な痛みは自律神経を乱し、疲労・不眠・ストレスを増加させます。
鍼灸は副交感神経を優位にし、身体が休まる状態へ導くことで、痛みに対する耐性も高まりやすくなります。
④ 関節周囲の“巡り”を改善
東洋医学的には、気血の巡りが改善すると、関節のこわばりや腫れ感が落ち着きやすくなります。
「朝のこわばりが以前より楽になった」という声は非常に多く聞かれます。
生活で意識したいセルフケア
小さな習慣が痛みの軽減につながる
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関節を冷やさない(特に手首・足首)
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湿気・気圧変化に敏感な時期は早めのケア
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急に使いすぎない、こまめな休憩
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軽いストレッチや関節の可動域を保つ運動
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睡眠をしっかり確保して疲労をためない
薬と同様に、身体の使い方や生活リズムも大切です。
鍼灸は「痛みと長く付き合う人」の味方
心と体の負担を少しでも軽くするために
関節リウマチは、症状の出方・改善具合に個人差が大きく、「良くなったり悪くなったり」を繰り返しやすい疾患です。
そのため、身体の変化に寄り添いながら、無理なく続けられるケアが必要になります。
鍼灸は、薬で抑えきれない“不快な部分”にアプローチできるため、
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痛みが軽くなる
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こわばりが和らぐ
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動かしやすくなる
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温まりやすくなる
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気持ちが落ち着く
といった変化を感じる方が多くいます。
あなたが日々感じているその痛みは、「我慢するしかないもの」ではありません。
身体が本来持っている回復力を整え、できるだけ負担が少なく過ごせるようにすること。それが鍼灸の役割です。
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