手が震える「振戦(しんせん)」

 

 

 

年齢のせいと諦める前に知っておきたいこと

日常生活の中で「手が震える」という悩みは、決して珍しいものではありません。

コップを持つとき、字を書くとき、細かい作業をしようとしたときに手が震えてしまい、思わず自信をなくしてしまう……

そんな声をよく聞きます。

 

「もう年だから仕方ない」と片付けられてしまうこともありますが、実は振戦にはいくつか種類があり、その背景には体質やストレス、神経の働きの乱れ、さらには病気が隠れていることもあります。

今回は、振戦が起こる理由と、その改善に向けたアプローチについて、できるだけわかりやすくお伝えします。

 

 

 


 

 

 

振戦とは?

 

手や身体が意思とは関係なく震えてしまう状態

振戦(しんせん)とは、筋肉が細かくリズミカルに収縮することで起こる「ふるえ」です。

特徴は、自分で止めようと思っても止まらないこと。多くの場合は手に出ますが、頭・声・脚などに見られることもあります。

震えの程度は人によってさまざまで、「少し気になる」程度のものから、人前での動作に支障を感じるほど強く出るものまで幅があります。

 

 

 

振戦の主な種類

自分の症状を知ることが改善の大きな一歩

 

● 本態性振戦(ほんたいせいしんせん)

最もよく見られるタイプ。遺伝的要素が関係することも多く、家族に同じ症状を持つ人がいるケースもあります。

特徴は、動作をしているときに震えが強くなること。

細かい作業や緊張した場面で目立ちやすく、生活の不便さを感じやすいのが特徴です。

 

● 静止時振戦(パーキンソン病など)

じっとしているときに震えが出るタイプで、指先が「ピルロール(薬を丸めるような動き)」のように震えるのが特徴。

パーキンソン病の初期症状として見られる場合があります。

 

● 姿勢時・作業時の振戦

姿勢を保とうとしたときや、物を持つ動作の際に震えるタイプ。

姿勢を支える筋肉が緊張しすぎていることや、交感神経が過剰に働いていることが背景にあります。

 

● 甲状腺のトラブルによる振戦

甲状腺ホルモンが過剰になると、代謝が一気に上がり、手足の震え・動悸・発汗などが目立つことがあります。

この場合は、内科での診断・治療が必要です。

 

 

 

 

 

 

振戦が起こる背景

 

体の問題だけでなく、心の状態も影響する

「手が震える」という症状は、身体だけの問題ではありません。

精神的なストレスや緊張、睡眠不足、過労、カフェインの取りすぎなど、心身のバランスが崩れたときにも起こりやすくなります。

東洋医学では、振戦は「肝(かん)の高ぶり」や「気血の不足」によって起こると考えられています。

とくに、以下のような状態があると震えやすくなります。

 

  • 不安や緊張が強い

  • 夜ぐっすり眠れない

  • イライラしやすい

  • 身体が疲れやすい

  • 冷えやすい、血行が悪い

 

つまり、振戦は単に手の問題ではなく、全身のバランスが崩れているサインとも言えるのです。

 

 

 

鍼灸でできる振戦へのアプローチ

筋肉・神経・血流に同時に働きかける

鍼灸の大きな特徴は、「局所」と「全身」を同時に整えることができる点です。

 

● 緊張した筋肉をゆるめる

手首や前腕、肩まわりは、緊張が続くと震えが出やすくなります。

鍼で筋肉の深い層にアプローチすると、余計な緊張が抜け、震えが軽減しやすくなります。

 

● 自律神経のバランスを整える

ストレス・不安・緊張が背景にある振戦は、自律神経が乱れていることが多いです。

鍼灸は交感神経と副交感神経のバランス調整に優れており、施術後に「手の震えが落ち着く」「呼吸が深くなる」という方も少なくありません。

 

● 血流改善で神経の働きをサポート

血流が滞ると神経の伝達が不安定になり、震えが強く出ることがあります。

鍼灸は全身の巡りを整え、手先まで温かさが戻ることで症状が和らぎやすくなります。

 

 

 

 

 

 

生活でできるセルフケア

今日からできるシンプルな習慣

 

  • カフェイン(コーヒー・エナジードリンク)を控える

  • 深呼吸やストレッチでリラックス時間を作る

  • 手首・前腕の軽いマッサージ

  • 十分な睡眠をとる

  • 手を使う作業は焦らず、姿勢を整えて行う

 

これだけでも、震えの頻度が減る場合があります。

 

 

 

まとめ

 

振戦は「年齢だから」と片付ける必要はない

手の震えは誰にでも起こりうる症状ですが、そこには必ず理由があります。

たしかに加齢に伴う変化もありますが、多くの場合は「身体と自律神経のバランス」が崩れているだけで、適切なケアを続けることで改善が期待できます。

もし日常生活に不便を感じるほどの震えがある場合は、早めに専門家に相談し、原因を見極めながらケアを進めることが大切です。

鍼灸はそのサポートとして、有効な選択肢のひとつになります。

 

 

 

 

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