胃の不調と鍼灸 〜東洋医学の視点から〜

 

「最近、なんとなく胃が重い…」「食欲がわかない」「胃もたれが続く」こんな不調、ありませんか?

病院の検査では大きな異常が見つからないのに、日常生活に支障を感じる――そんな“なんとなくの胃の不調”は、現代人にとても多い症状です。

東洋医学では、胃は単なる消化器官というだけでなく、体全体のエネルギー(気)と血を作るための大切な源と考えられています。食べたものをしっかり消化・吸収できることは、元気や免疫力、そして心の安定にも直結します。

 

 


 

 

胃の不調の原因(東洋医学の視点)

東洋医学では、胃の働きが乱れる背景として大きく4つの原因が挙げられます。

 

1.飲食の不摂生

冷たいものや脂っこい食事、暴飲暴食は胃の働きを弱めます。特に冷たい飲み物は、胃腸を直接冷やして消化力を低下させます。

 

2.ストレスや感情の影響

東洋医学では「肝(かん)」という臓腑がストレスを受けやすく、それが胃の働きに影響します。怒りや緊張、不安は胃の気の流れを停滞させ、胃もたれや食欲不振を引き起こします。

 

3.疲労や虚弱体質

体が疲れ切っているとき、胃は「食べ物を受け入れる力」自体が落ちます。これは消化するエネルギー=気が不足している状態です。

 

4.冷えや血流不足

胃への血流が不足すると、胃の筋肉や粘膜の働きが低下します。冷え性の方に多いパターンです。

 

 

 

 

鍼灸でのアプローチ

鍼灸では、胃の不調に対して「胃そのものを刺激する」だけでなく、全身のバランスを整える施術を行います。

 

・ 足三里(あしさんり)

膝の少し下にある有名なツボで、「胃の調子を整える万能ツボ」として知られています。胃の働きを助け、疲労回復にも効果的です。

 

・ 中脘(ちゅうかん)

みぞおちとおへその真ん中あたりにあり、胃の働きを直接助けるツボです。胃もたれや食欲不振によく使われます。

 

・ 脾胃の気を補う施術

鍼やお灸を使って、消化器系全体のエネルギーを補い、胃腸が「食べ物を受け入れて消化する力」を高めます。

 

・ ストレスケア

胃の不調がストレス由来の場合、「肝」の働きを整えるツボを併用します。これにより胃の気の流れがスムーズになり、食欲が戻りやすくなります。

 

 

 

お灸の温熱効果

 

胃の不調には、お灸のやわらかい温かさが有効です。

特に冷えからくる胃の重さや痛みに対しては、血流を改善して胃の動きを助けます。足三里や中脘にお灸をすることで、胃腸がじんわりと温まり、動きが活発になります。

 

 

 

鍼灸治療を受けるメリット

 

1.薬に頼らず自然な方法で回復を目指せる

2.胃だけでなく全身のバランスが整う

3.慢性的な症状にも対応できる

4.体質改善につながる

 

 

 

日常でできるセルフケア

 

・ 冷たい飲み物を控える

・ よく噛んで食べる

・ ストレスをためない工夫をする

・ 足三里へのセルフお灸

胃の不調は放っておくと、疲れやすさや免疫力低下にもつながります。

鍼灸は、単なる胃の症状改善だけでなく、「胃が元気になることで体全体が元気になる」ことを目的としています。

最近「胃が重いな」と感じる方は、一度鍼灸でのアプローチを試してみると、意外なほど体が軽くなるかもしれません。

 

 

 

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