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女性のためのセルフケアと東洋医学 : 冷え・むくみ

冷え・むくみと鍼灸 ~巡りを良くして軽やかな体へ~
1. 冷え・むくみはなぜ起こる?
「冬だけでなく一年中手足が冷たい」「夕方になると足がパンパンに」
——こうした冷えやむくみは、多くの女性が経験します。冷えは血流が悪くなり、体の末端まで十分な血液が届かない状態。
むくみは血液やリンパの流れが滞り、水分が皮膚の下にたまった状態です。
どちらも放っておくと、疲れやすさ、だるさ、肩こり、頭痛、免疫力低下など全身の不調につながります。
2. 主な原因
冷えやむくみにはさまざまな要因があります。
・ 血行不良:長時間の同じ姿勢、運動不足、筋肉量の低下
・ 自律神経の乱れ:ストレスや不規則な生活で血管の収縮・拡張がうまくいかない
・ ホルモンバランスの変化:更年期や月経周期の影響
・ 食生活の偏り:塩分過多、冷たい飲食物の摂りすぎ
・ 冷え環境:エアコン、薄着、冷えやすい服装
これらの要因が重なると、体の巡りが悪くなり、冷えやむくみが慢性化します。
3. 鍼灸で巡りを整える
東洋医学では、冷えやむくみは「気(エネルギー)や血の巡りの滞り」や「水分代謝の低下」として捉えます。
鍼灸では、巡りを改善し、温かく軽やかな体へ導くことを目指します。
・ 三陰交(さんいんこう):足首内側。血流改善・むくみ軽減・婦人科系ケアに効果的
・ 足三里(あしさんり):胃腸を整え、全身のエネルギーを高める
・ 関元(かんげん):下腹部を温め、冷えを改善
・ 湧泉(ゆうせん):足裏中央。体のエネルギーを引き上げるツボ
鍼やお灸でツボを刺激することで血行が促進され、リンパの流れもスムーズになり、むくみが軽減します。
4. 日常でできる冷え・むくみ対策
鍼灸施術と合わせて、日常の中で巡りを良くする習慣を取り入れると効果が長続きします。
・ こまめに体を動かす:デスクワーク中も1時間に一度は立ち上がる
・ 足首・ふくらはぎのストレッチやマッサージ
・ 温かい食事と飲み物を選ぶ
・ 塩分を控え、カリウムを含む食品(バナナ、ほうれん草など)を摂る
・ 入浴は38〜40℃で15分程度、足湯も効果的
・ 靴下やレッグウォーマーで足首を保温
こうした小さな工夫が積み重なることで、冷えやむくみは改善しやすくなります。
5. まとめ
冷えやむくみは、美容面だけでなく健康面にも大きく影響します。
鍼灸は血流やリンパの流れを整え、体を芯から温め、余分な水分の排出を促します。さらに、日常の保温・運動・食事改善を組み合わせることで、軽やかな体を保てます。
巡りの良い体は、疲れにくく、表情も明るくなります。冷えやむくみを感じたら、早めにケアを始めて、内側からぽかぽかと元気な自分を取り戻しましょう。
<女性のためのセルフケアと東洋医学>
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