頭が重いのに検査で異常なし ― 非器質性頭重感

 

 

 

「頭がぼんやり重い」「常に帽子をかぶっているような感覚」「検査では異常なしと言われたのに不快感が続く」

――こうした症状は少なくありません。

 

病院で脳や神経の検査をしても異常が見つからない場合、医学的には「非器質性頭重感」と呼ばれることもあります。

原因がはっきりしないため不安になりやすいですが、東洋医学や鍼灸の視点では、体の巡りや自律神経のアンバランスとして理解できます。

 

 

 


 

 

 

症状の特徴

 

  • 頭に重だるさや圧迫感がある

  • 痛みではなく「のしかかるような重さ」

  • 天気の変化・疲労・ストレスで悪化することが多い

  • 検査では「異常なし」とされるケースが多い

 

 

 

 

 

 

西洋医学的に考えられる要因

 

  • 筋緊張性頭痛の軽度型
    → 首や肩の緊張が頭部の血流を妨げ、重さとして感じる。

 

  • 自律神経の乱れ
    → ストレスや疲労で血管の拡張・収縮が不安定になり、頭の違和感につながる。

 

  • 天気や気圧の影響
    → 気象変化により自律神経が過敏に反応し、頭重感を生じる。

 

 

 

東洋医学的な見方

東洋医学では、頭の重さは 「気血水(きけつすい)の乱れ」 のサインと考えます。

 

  • 気虚(ききょ)
    → 体のエネルギー不足で頭に十分な気が届かない。

 

  • 痰湿(たんしつ)
    → 水分代謝が悪く、体内に「余分な湿」がたまり、頭にのしかかるように感じる。

 

  • 肝気鬱結(かんきうっけつ)
    → ストレスで気の巡りが滞り、頭部に張りや重さが生じる。

 

東洋医学では「頭は清陽(せいよう)の府」と呼ばれ、常にスッキリと澄んでいるべき場所。そこに濁った気や湿が滞ると「重い頭」として現れると考えます。

 

 

 

 

 

 

鍼灸でのアプローチ

鍼灸では頭重感の背景にある 気血の不足や巡りの滞り を整えます。

 

  • よく使うツボ

    • 百会(ひゃくえ)…頭の巡りを改善し、重さをスッキリさせる

    • 風池(ふうち)…首肩の緊張を和らげる

    • 合谷(ごうこく)…全身の気の流れを促す

    • 足三里(あしさんり)…気を補い疲労を回復させる

    • 三陰交(さんいんこう)…水分代謝を整える

 

  • 期待できる効果

    • 頭の重さ・ぼんやり感の軽減

    • 首肩の緊張を和らげる

    • 気象病など天気による頭重感にも有効

 

 

 

 

 

日常でできるセルフケア

 

1.首肩を温める

    • 蒸しタオルで首の後ろを温めると血流が改善しやすい。

 

2.適度な運動

    • 軽いウォーキングやストレッチで巡りを促す。

 

3.水分・塩分のバランスを整える

    • 水の摂りすぎ・不足がいずれも「湿」の原因になる。

 

4.規則正しい生活リズム

    • 睡眠不足は頭重感を悪化させるため、早寝早起きを意識。

 

 

 

まとめ

 

「頭が重いのに検査で異常なし」という症状は、不安を強めやすいものです。

西洋医学的には自律神経や血流の不安定さ、東洋医学的には気血水の乱れが背景にあります。

鍼灸では、頭だけをみるのではなく全身を整えることで、頭重感を根本から改善していくことを目指します。

小さな不調でも放置せず、体全体を整えるケアが快適な毎日につながります。

 

 

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