姿勢を変えた時に軽いめまいがする ― 自律神経と気血バランス

 

 

 

「椅子から立ち上がった時にフワッとする」「首を動かした瞬間に軽くめまいがする」

――日常でよくあるようで、はっきり原因がわからない症状のひとつです。

 

数秒で治まることが多いですが、繰り返すことで不安になったり生活に支障を感じる人もいます。

西洋医学では「起立性低血圧」などで説明されることもありますが、検査では異常が出ないケースも多く、東洋医学や鍼灸の視点から見ると、自律神経や気血の調整の乱れが深く関係しています。

 

 

 


 

 

 

症状の特徴

 

  • 椅子やベッドから立ち上がる時に一瞬クラッとする

  • 首や体を急に動かした時にフワッとする

  • 疲労や寝不足時に出やすい

  • 強いめまいではないが「また来るのでは?」という不安がつきまとう

 

 

良性発作性頭位めまい症の患者は、普段、デスクワークをしている人や寝返りを打つ回数の少ない人に多くみられます。
このことから、長時間同じ姿勢で頭をあまり動かさずにいることが、良性発作性頭位めまい症の発症に影響しているのではと考えられます。

また、耳石は加齢とともに剥がれやすくなっていきます。
良性発作性頭位めまい症は、60~70代の女性に多く見られるため、骨粗しょう症の影響も指摘されています。

 

 

 

西洋医学的に考えられる原因

 

  • 血圧の変化(起立性低血圧)
    → 急に立ち上がった時、血液が下肢に集まり脳への血流が一時的に減る

 

  • 自律神経の調整不足
    → 交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズにできず、血流調整が遅れる

 

  • 疲労やストレス
    → 体の回復力が落ち、自律神経の働きが乱れやすくなる

 

 

 

 

 

 

東洋医学的な見方

東洋医学では、姿勢による軽いめまいを 「気虚(エネルギー不足)」や「血虚(血の不足)」 のサインとして捉えます。

 

  • 気虚(ききょ)
    → 体を動かすエネルギーが不足し、姿勢変化に対応できない

 

  • 血虚(けっきょ)
    → 脳や感覚器に十分な栄養が届かず、クラッとする

 

  • 水滞(すいたい)
    → 体内の水分が滞り、頭が重くフワッとする感覚につながる

 

つまり、体の基盤となるエネルギーや血の不足、巡りの悪さが背景にあると考えられます。

 

 

 

鍼灸でのアプローチ

鍼灸では、症状そのものを抑えるだけでなく、気血を補い、自律神経の安定を図ることを目指します。

 

  • よく使うツボ

    • 百会(ひゃくえ)…頭部の血流を安定させる

    • 風池(ふうち)…めまい・頭重感の改善

    • 内関(ないかん)…自律神経の安定、乗り物酔いにも効果

    • 足三里(あしさんり)…気を補い、全身の安定を助ける

    • 三陰交(さんいんこう)…血の巡りを整える

 

  • 期待できる効果

    • めまいの頻度を減らす

    • 疲労や寝不足時に出るフワッと感を和らげる

    • 自律神経や血流を安定させ、再発を予防

 

 

 

日常でできるセルフケア

 

  1. 立ち上がる動作をゆっくりする

    • 特に朝は血圧が変動しやすいため注意。

  2. 水分をしっかり摂る

    • 脱水は血流の乱れを悪化させる。

  3. 規則正しい睡眠・食事

    • 気血の不足を防ぐ基本。

  4. 首や肩のストレッチ

    • 筋緊張をやわらげ、血流をスムーズにする。

 

 

 

まとめ

 

姿勢を変えた時の軽いめまいは、血圧や自律神経の調整が乱れた時に出やすい症状です。

東洋医学では気血の不足や巡りの滞りとして捉え、鍼灸で全身のバランスを整えることで改善が期待できます。

「一瞬だから大丈夫」と放置しがちですが、頻繁に起こる場合は体からのSOSの可能性も。

日常のセルフケアに加え、鍼灸で根本から体を整えることが、安心して毎日を過ごすための一歩になります。

 

 

 

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