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ヒステリー球と鍼灸 〜のどの詰まり感〜
「のどに何かがつかえているような感じがする」「飲み込めるけれど、ずっと異物感がある」
このような症状を経験されたことはありませんか?
病院で検査をしても「特に異常はありません」と言われることが多いのが、この ヒステリー球(咽喉頭異常感症) です。
命にかかわる病気ではないとはいえ、不快な症状が続くと不安が増し、生活の質を下げてしまいます。
ここではヒステリー球の特徴と、鍼灸によるアプローチについてお伝えします。
ヒステリー球とは?
ヒステリー球とは、咽頭や喉頭に異物感があるにもかかわらず、実際には腫瘍や炎症といった器質的な異常が見つからない状態を指します。
主な症状は、
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のどに何かがひっかかっている感じ
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飲み込みづらいわけではないが不快感が続く
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緊張やストレスで症状が強まる
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唾を飲み込むと余計に気になる
などです。
なぜ起こるのか
原因はひとつではなく、いくつかの要因が重なっていると考えられています。
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ストレスや自律神経の乱れ
緊張状態が続くと、のど周囲の筋肉がこわばり、異物感につながります。 -
胃食道逆流
胃酸がのどまで逆流し、炎症や違和感を起こすケースもあります。 -
ホルモンの影響
更年期や月経周期など、ホルモン変動で自律神経が乱れると症状が出やすくなります。

西洋医学的な対応
耳鼻科や消化器科では、内視鏡検査などで腫瘍や炎症の有無を確認し、必要に応じて薬を処方します。
しかし異常が見つからない場合、最終的に「咽喉頭異常感症」と診断されることが多いのです。
薬で改善するケースもありますが、「異常なし」と言われながらも症状が続くことで、かえって不安が強くなる方も少なくありません。
東洋医学からみたヒステリー球
東洋医学では、気の流れが滞ることで「梅核気(ばいかくき)」という症状が起こるとされています。
これは、のどに梅の種がつかえているような感覚があることから名づけられ、まさにヒステリー球とよく一致します。
梅核気は、
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気滞(きたい):ストレスや緊張で気の流れが滞る
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痰湿(たんしつ):体に余分な水分や痰がたまり、のどでつかえる感覚になる
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肝気鬱結(かんきうっけつ):感情の抑圧やストレスが肝の働きを妨げる
といった要因で起こると考えられています。

鍼灸でのアプローチ
鍼灸治療では、単に「のど」だけを診るのではなく、全身の気血の巡りや自律神経のバランスを整えることを目的とします。
よく用いられるツボの例
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天突(てんとつ)・廉泉(れんせん):のどの違和感に直接働きかける
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合谷(ごうこく)・内関(ないかん):自律神経を整え、ストレスを和らげる
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太衝(たいしょう):肝気の滞りを解消する
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足三里(あしさんり)・三陰交(さんいんこう):胃腸を整え、痰湿を取り除く
体質や生活習慣に合わせてツボを組み合わせることで、のどの詰まり感をやわらげ、再発しにくい体づくりを目指します。
鍼灸を受けるメリット
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心身両面からケアできる
ヒステリー球はストレスと深く関わるため、心の落ち着きを取り戻すことが大切です。鍼灸はリラックス効果が高く、自律神経を整えることが期待できます。 -
薬に頼らずに改善を目指せる
長期的に薬を服用したくない方や副作用が気になる方にとって安心です。 -
再発予防につながる
根本的な体質改善を行うことで、同じ症状を繰り返しにくくなります。
日常生活でできるセルフケア
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深呼吸を意識して、首や肩の力を抜く
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就寝前にスマホを控え、睡眠リズムを整える
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胃に負担をかける食事を控える(脂っこいもの、刺激物)
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軽い運動やストレッチで気の流れをスムーズにする
これらを日常に取り入れることで、鍼灸の効果をさらに高めることができます。
まとめ
ヒステリー球は命にかかわる病気ではありませんが、続く違和感は大きなストレスとなり、不安感や生活の支障につながります。
西洋医学で異常がないとされても、東洋医学の観点からは「気の滞り」や「体質の乱れ」として理解でき、鍼灸での改善が期待できます。
のどの詰まり感に悩む方は、一度鍼灸を取り入れてみるのも良い選択肢です。
症状の背景には心身のバランスの乱れが隠れていることが多く、鍼灸による全身調整が、あなたの毎日を少しずつ楽にしてくれるかもしれません。
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