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声帯炎による声枯れ・発声困難と鍼灸治療
―炎症と自律神経に同時にアプローチする東洋医学の視点―
声帯炎とは?なぜ声が出にくくなるのか
声帯炎は、声帯に炎症が起きることで声がかすれる、出しにくい、話すと痛むなどの症状が現れる状態です。
声帯は薄い粘膜で覆われた、とても繊細な器官です。少し腫れるだけでも振動がうまく行われなくなり、声質がガラッと変わってしまいます。
原因として多いのは、声の酷使、ウイルス感染、乾燥、アレルギー、胃酸逆流など。しかし近年増えているのが「ストレスや自律神経の乱れ」が背景となるタイプの声帯炎です。
自律神経が乱れると喉周囲の筋肉が過緊張し、声帯の血流が低下。結果として炎症が治りにくくなり、声枯れや喉の違和感が長引くことがあります。特にオンライン会議や接客など、声を酷使しやすい環境にある方は、知らないうちに負担を蓄積させてしまいがちです。
東洋医学で考える「声」の不調
東洋医学では、声の状態は「肺」と「腎」、そして「気の巡り」が深く関わると考えられています。
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肺 … 呼吸と声を司り、喉・鼻の調子を大きく左右。
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腎 … “生命力”や回復力の源であり、声の張りや響きにも関与。
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気の巡り … 気が滞ると喉・首周りに緊張が生まれ、発声がしづらくなる。
声帯炎のときは、この三つの働きが弱ったり乱れたりしていることが多く、炎症が長引いたり、声が戻りにくい状態になりやすいのです。
特に、ストレスによる「自律神経の乱れ」は気の巡りを停滞させ、喉周囲の筋肉を硬くし、声帯に余計な負担をかけるため、東洋医学では極めて重要な治療ポイントとして扱います。

鍼灸が声帯炎に有効な理由
鍼灸治療の最大の強みは、「炎症の鎮静」と「自律神経の調整」を同時に行える点にあります。
① 喉まわりの血流改善
首・鎖骨下・胸元・背部の関連経穴(ツボ)にアプローチすることで、喉周囲の血流が改善されます。
血流が整うと炎症部位に酸素や栄養が行き渡り、回復が促進されます。
② 自律神経を整えて、喉の緊張を解除
頭部、手足、腹部のツボを組み合わせて、自律神経を穏やかに整えます。
副交感神経が優位になると、喉周囲の筋肉がゆるみ、深く落ち着いた呼吸ができるようになり、声帯にかかる負担が軽減します。
実際、治療中に「ふっと喉が軽くなる」「息が通りやすい感じがする」という方は少なくありません。
③ 再発しにくい身体づくり
東洋医学では、声帯炎を単なる局所の炎症として扱いません。
“なぜ炎症が起きたのか”
“なぜ回復が遅れているのか”
こうした背景にある体質にもアプローチします。
・身体の潤い不足(陰虚)
・熱がこもりやすい体質
・ストレスで気が滞りやすい
・免疫力や回復力の低下
これらを整えることで、声のトラブルを繰り返さない身体づくりにつながります。
治療の流れと期待できる変化
初回は喉だけでなく全身の状態を確認し、炎症の強さや自律神経の状態を見極めます。
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局所(喉・首)の炎症を抑える施術
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自律神経を整える全身調整
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体質に合わせたアプローチ
多くの方が、数回の施術で「話しやすさが戻る」「声が詰まらない」「喉の力みが減る」といった変化を実感します。
慢性的な声枯れや職業柄声を酷使する方は、継続的なケアを組み合わせることで、より安定した声のコンディションを維持できます。

声のトラブルは“喉だけ”の問題ではない
声帯炎は、休めば治る場合もあります。
しかし、
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仕事で声を使う
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ストレスが多い
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喉の違和感を繰り返す
このような方は、喉が過敏になっていたり、自律神経が乱れやすい状態が続いている可能性があります。
声はあなたの印象を左右し、仕事やコミュニケーションを支える大切な道具です。
違和感や不調を感じたときは、身体全体を整えていくアプローチが非常に効果的です。
最後に
鍼灸は、炎症を抑えるだけでなく、“声が出しやすい身体”をつくるための根本改善を目指します。
声枯れが続く、発声がつらい、喉に力が入ってしまう——そんなお悩みを抱える方は、放置せず早めにご相談ください。
あなた本来の声を取り戻し、安心して話せる日常をサポートいたします。
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