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夜なのに心と体が休まらない ― 不眠と向き合うために
眠ろうとしているのに、頭だけが冴えてしまう。
深夜に何度も目が覚める。
寝たはずなのに疲れが取れない。
そんな「眠れない状態」は、単に睡眠時間が短いというだけではなく、身体の内側で何かがうまく回っていないサインです。
現代では、スマホや人間関係、仕事のストレスなど「脳が休めない環境」が増え、不眠に悩む方がとても多くなっています。
東洋医学では、眠りは「心身の巡りが整っていること」で自然に訪れるものと考え、眠れない原因を細かく見極めます。
不眠にはいくつかのタイプがある
① 寝つけないタイプ(入眠困難)
・布団に入っても考えごとが止まらない
・胸がそわそわする
→ 気が上に昇り、頭が休まらない状態
② 夜中に目が覚めるタイプ(中途覚醒)
・夢が多い
・軽い音で目覚めてしまう
→ 心が落ちつかず、血の巡りが弱い状態
③ 早朝に目が覚めるタイプ(早朝覚醒)
・夜明け前にぱっと目が覚める
・そのあと眠れない
→ 肝の働きの低下やストレス過多
④ 眠った気がしないタイプ(熟眠感の欠如)
・寝ても寝ても疲れが抜けない
・体が重だるい
→ 胃腸の働きが弱く、エネルギーが不足している状態
東洋医学でみる不眠 ― 体質と症状の例
東洋医学では、「不眠」は五臓(心・肝・脾・肺・腎)のバランスの乱れから生まれると考えます。
ここでは実際によくみられるタイプを挙げます。
● 心火旺(しんかおう)タイプ
特徴: 考えすぎ・緊張・不安で頭が休まらない
よくある症状:
-
眠りが浅い
-
夢が多い
-
動悸、胸がざわつく
-
口が渇く
→「頭に熱がこもっている」状態
● 肝鬱気滞(かんうつきたい)タイプ
特徴: ストレスで巡りが滞る
症状:
-
寝る直前まで気が張っている
-
深呼吸が浅い
-
イライラしやすい
-
身体がこわばる
● 心脾両虚(しんぴりょうきょ)タイプ
特徴: 心と胃腸が弱りエネルギー不足
症状:
-
寝ても疲れが取れない
-
めまい、息切れ
-
やる気が出ない
-
日中もぼーっとする
● 腎陰虚(じんいんきょ)タイプ
特徴: 加齢・過労・出産などで体の潤いが不足
症状:
-
夜になると熱感
-
手足がほてる
-
のぼせ
-
夜間の目覚め
「不眠」といっても、原因も体質も人によって全く違います。
だからこそ、薬で「眠らせる」よりも、身体のバランスそのものを整える必要があるのです。
鍼灸のアプローチ ― “眠れる身体”に戻していく
鍼灸は、眠れない「理由」がどのタイプかを見極め、必要な場所にだけ穏やかに刺激を入れて整えます。
よく使うツボの例
| ツボ | 期待できる働き |
|---|---|
| 百会(頭) | 頭の緊張をゆるめ、思考の高ぶりを鎮める |
| 神門(手首) | 不安や心のこわばりに |
| 内関(手首) | 胸のつまった感じ、ストレスの蓄積に |
| 三陰交(足) | 自律神経と女性ホルモンの調整 |
| 太谿(足首) | 熱がこもって眠れないタイプに |
お灸で「休息モード」に切り替える
足やお腹をじっくり温めると、副交感神経が働きはじめ、
「眠るための体の準備」が自然と整います。

施術後にみられる変化
-
呼吸がゆっくりになる
-
肩や首の力が抜ける
-
頭の中のざわつきが静まる
-
寝つきが自然になる
-
夢が減る
-
朝のだるさが軽くなる
眠れるようになることは、“心身の巡り”が戻った証拠です。
まとめ
不眠は「頑張って寝よう」と思うほど眠れなくなります。
眠れない夜は、身体が小さなSOSを送っている状態です。
鍼灸は、体質と心の疲れを丁寧にほどき、自然に眠れる力を取り戻すための施術です。
眠りが浅い日が続いているときは、ひとりで抱え込まず、身体に寄り添うケアを選んでみてください。
自然に眠りに落ちる感覚は、ちゃんと戻ります。
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